京都は、街中銭湯が元気な街だ。
市内中心部にも住人がいるので、小さな街中銭湯もユーザーがいる。
エリアによっては、かなり減っているところもあるが、それでも電車バスを使って日帰りで複数軒回ることも可能だ。
今日は風呂が主目的では無かったが、京都に来たなら銭湯に寄っておこう、と、市中真ん中に近いところで探したら、ここ井筒湯がヒット。
外見は、「よくある街中銭湯」なのだが、中は半端なかった…
露天風呂は無いが、サウナ、水風呂、ジェットと一通りは揃っている。
ただ、薬湯にもなっているジェット風呂、熱過ぎませんこと?
珍しい人間洗濯機なので、浸かりたかったけれど、お湯が熱いので、足を少しだけ突っ込んで諦める。
続いてサウナへ。なんだか茶室の潜り戸みたいに背の低い扉を開けて中に入る。横長一列、決して広くはない。テレビも無く音楽も無い静寂な空間。
それはそれでアリだ。温度計は100℃を指しているが、そこまでの灼熱さは感じなかった。
水風呂は京都あるあるで脱衣所側なので、サウナから出ると縦方向に前後移動。
なんの変哲も無さそうなこの銭湯、サウナも人間洗濯機も強烈な個性を放っていた。きっとコアなファンがたくさんついていることだろう…
有名な喫茶「マドラグ」から歩いてすぐなので、マドラグで一服した後、此処で昭和気分を更に増強させるのも一興だ。
営業時間 15:00-24:00
定休日 木曜日
アクセス 地下鉄烏丸線「丸太町」駅から徒歩5分
サウナ あり 100℃(そんなにあるか?)定員2-3名、横長、入口低くて小さめ、手動(蝶番無いので自分でちゃんと閉めないと開けっぱなし)、テレビ無し、音楽無し、砂時計、足元とベンチ上に古いフェルト敷、
水風呂 あり19℃くらい
シャンプー石鹸 備え付け無し
備考 サウナ隣の薬湯が人間洗濯機