サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

ニュウヨーク出張:山城温泉(京都市上京区)

京都は、東京下町に並んで街中銭湯がまだ活気ある街である。

ニュータウンのほうは勿論スーパー銭湯しかないけれど、いわゆる「観光客」がイメージする「碁盤の目」の中は、町屋が並び、未だに20世紀、いやもっと前かもしれない、の生活様式が残っているところも多い。それ故に、あちらこちらにポツン、ポツン、と銭湯が生き残っている。

また、京都は学生が多い街だ。当然、下宿は狭い。そこで、時々大きいお風呂に入りたいな…と思った大学生なんかが、友達誘って近くに銭湯に、というパターンも多いらしい。

なので、京都は長らく愛用している地元シニア世代と、下宿大学生、という二つの層が銭湯文化を支えている、と推察できる。

 そんな京都、北野白梅町、大将軍の近くに、サウナがよくてぶっ飛びの水風呂がある銭湯があるようなので、さっそく突撃。

向かうは「山城温泉」。

山城、っていうから、伏見とかそっちのほうかと思いきや、北野白梅町からほど近い。

「大将軍」という交差点からすぐなので、循環バス203とか205でのアタックが便利だ。

ちなみに店があるのは「仁和寺街道」という道沿いなのだが、今は住宅地で、晩はほぼ暗い…

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これでも明るく撮れている方。実際はもっと暗い。

5分ほど歩くと、左側(北側)にお店が見えた。

店構えは大きくもなく、小さくもなく。ただ、喫茶店かのようなでっかい窓ガラスはあまり見ないかも。

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 お店を正面から見るとこんな感じ。

 

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なんだか寮や下宿の玄関みたいな雰囲気。

「靴は靴箱にお入れください」という張り紙があったが、みんな無視してここにぽいぽい置いている。私も真似してここに置いた(というか、ブーツだったので靴箱に入りきらない、という事情もあったのだが)。

番台を強引に外側に改装した感じのちっちゃなカウンター。座っているお姉ちゃんが若くて美人。これは客寄せな強力ツールだな、と思いつつ450円払う。

とりあえず、風呂場が広い!綺麗!とってもお客さん多くて、これは当たりかもらと期待が高まる。

カランが左側壁はずーーーーっと奥まで続いている。右側はお風呂があるところまで。

カランの割には桶が少ないようで、ケロリン桶は奪い合いの様相。(余裕があるならマイ桶持参がベターかも)
変に火照ったせいでべっちょりした汗を流し、体を洗って、いざサウナへ。サウナは露天ゾーンにあるけど、そこもビニールカーテンで保温されてたりと小憎い。
サウナは広め。詰めれば8人くらいは入れそうだけど、4人平均。
温度計は110℃!こんな目盛は神徳温泉以来だ。ただ、熱波は神徳温泉の方が強かった気がする。5分過ぎると汗が吹き出る。頑張って7分。

次の頑張りどころは水風呂。冷えすぎてますがな!おまけにバイブラ付で冷たさ倍増ですがな!…

冷たい…けど、もう閾値超えると痛さは一緒かな。豊中のたこ湯と身体の痛み的には大差無い。
そんなのを3セット。
暴力的なサウナには割と出会ったが(結構好きかもしれない)、暴力的な水風呂は初めてかもしれない。
でもハマる味。きっと、京都に来たら、また来ちゃうな。あるいは、このバイオレントな水風呂に当たりたくて、フラフラと彷徨ってくるかも。

 

山城温泉

京都市上京区仁和寺街道御前西入下横町218

営業時間 月~水、金・土 15:00-25:00

     日 8:00-25:00

定休日 木曜日

サウナ 有り(追加料金なし!カンカンの110度越えドライサウナ!サウナマット持参推奨)

水風呂 有り(バイオレントなシングル水風呂、なんと8℃!キケンなので苦手な人は無理して入らないように)

シャンプー石鹸 備え付け無し

備考 駐車場はわずかなので、公共交通機関の利用を推奨

   ただし自転車は店の前に停められるのでレンタサイクルはOK