サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

ニュウヨーク出張:白山湯六条店(京都市下京区)

最近、サウナが熱い。

サウナってもともと熱いところじゃないの、という下種なツッコミは置いといて、サウナ人口が激増中、特に若い世代、女性にもサウナ熱がやってきている。

かくいう私もつい最近まで、サウナなんて「オッサンの行くところ」だと思っていた。たとえ(スーパー)銭湯の中にサウナが据え付けてあったとしても、わざわざ好き好んであんな暑い居心地の悪い思いして、そして心臓縮みそうになる冷水に入るなんて、本当に物好きなもんだ、と半ばあきれている部分もあった。

しかし、ですよ。人は変わるものです。

約1年半ちょっと前に、湊山温泉で交代浴の楽しさを覚えると、それはサウナへのゲートウェイ。交代浴で、だんだん冷たいほうの温度を下げたくなる。そうとなればしめたもの。サウナ街道への入り口は近い。

…と、また前振りが長くなったが、とにかく言いたいことは、「京都の街中銭湯、サウナが凄過ぎ」ということ。

まず、無条件に素晴らしいのが、大阪神戸では当たり前の「サウナは別料金」が、京都ではあり得ない。ほとんどの銭湯が、450円(2020年1月現在)払えばサウナまで入り放題だ。

そして、大抵「いい感じの水風呂」が付いてくる。京都の地下水の質の良さの成せる業か。

今日訪問したのは京都No.1のサウナと名高い「白山湯 六条店」。すぐ近くにある「白山湯 高辻店」の兄弟店である。

高辻店は先日初訪問して、サウナのアッチッチと水風呂の心地よさに痺れた。六条店は更に凄いという噂もあり、初参戦。

我々は西宮から訪問なので、阪急烏丸で地下鉄に乗り換え、五条で下車。そこから歩くこと5分ちょっと。

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下駄箱に不思議なカウンターがあるが、あれはなんだろう。番台の名残?だけど白山湯って新しい銭湯だったはず。気にせず自動ドアを開けると小さいフロントが。そこで料金を支払い、いざ中へ。

脱衣所の広さの割にロッカーが少ないので、ピークタイムは大変かもしれない。貴重品が無ければ柳行李に突っ込んで棚にポンと置いておくこともできる。ご近所さんなどはその手だろうけれど、ビジターはそうもいかないよね…頑張って鍵付きのロッカーをゲットすべし。

そして、洗い場は広い!広い!女湯の方に力を入れているらしく、カランもいっぱい、浴槽もいっぱい。ジェットもフル出力。サウナの真ん前に水風呂という配置も素晴らしい。しかも、2頭のライオンが高さ違えてミネラルウォーターを吐き出している!もちろん飲用OK。

肝心のサウナは、2段式の向かい合わせ。女性用で12人も入れるところってなかなかない。常連さんが山ほど入っている。中の温度計は115℃と、京都あるあるなハードなサウナだ。

サウナの後はライオンさんで「滝行」に励み、更には女湯だけにある露天スペースに置いてあるベンチで寛ぐ。すると、最高の「ととのい」がもたらされる。

…と、ここまで書いたら白山湯の威力が少しは伝わっただろうか。

街中銭湯の中では便利なところに位置しているし、今後も「通って」しまいそうだ。

あ、それに、1月半ばにボイラーを交換するらしいので、修理が終わったら更にパワーアップするかもね…期待期待。

 

白山湯六条店

京都府京都市下京区 艮町893

営業時間 15:00~24:00 (土・日・祝は7:00‐24:00)

定休日 水曜日

アクセス 地下鉄「五条」駅から西へ約5分 京都駅からも歩いて15分位らしい

サウナ 有り

水風呂 有り

シャンプー石鹸 備え付け有り(リンスインシャンプー、ボディソープ)

備考

露天スペース(風呂、休憩ベンチ)は女湯のみ

カランの数に比べて桶は少なめ

 

白山湯六条店