街場の銭湯が好きと言っておきながら、最近の出張は全然街場の銭湯とは対極にあるところばかりだ。
だけど、そういうところに行っていると逆に街中銭湯に戻ったときにホッとするのだ(言い訳)。
いろんな浴場形態を体感するのもあながち悪くは無い。
さて、今日訪れたのは、大阪は京橋にある「スパ・トリニテ」。ホテルモントレの16階にある。
夕方から大阪梅田で用事があったので、大阪市内、ひとりで楽しめる風呂を探していたのだ。
「ホテル阪神」のスパでもよかったけれど、外気浴ができるこっちに軍配が上がり、環状線に乗っていざ京橋へ。西口から連絡通路を歩けば濡れず日に差されずにアクセスできる。連絡通路は長々続き、なんだか香港の中環っぽい光景。
エレベーターで16階に行くと、エントランスが。
靴を脱いで目の前のコンパクトな受付で手続きを済ませる。おっと、有料だけどバスローブは借りよう。先達からのアドバイスに従う。受付の右側が女性ゾーン。スパらしからぬ木の扉。普段の暖簾に慣れているとちょっと戸惑う。
真っ直ぐ行って、突き当たり右側が更衣ロッカー。神戸レディススパとかクアハウスと同じ縦長ロッカー。そして、ここから風呂までが遠い!バスローブ着ないとすっぽんぽん(あるいはバスタオル1枚)で歩くことになるので、バスローブは重宝するのだ。
そして浴場ゾーンは鍵のかからないカゴは置いてあるので、そこにバスローブなりタオルはおいておける。
浴場はさして広くはない。まあ典型的なホテルの大浴場。カランは8つくらいか。横長の造りで、入口正面が水風呂、右にジャグジー、さらに隣が主浴槽。ちなみに天然温泉だ。
此処がいいのは露天風呂があること。16階なので風も抜けて、外気浴にもってこいだ。
さて、サウナはというと、ストーン式、3段編成。広さは灘温泉水道筋店並だろうか。真っ昼間だったので、ほぼ貸し切りか、もう1名、という贅沢なスペースの使い方だったが、コロナ対策で定員5名、とのこと。タオルは敷いてなくて、自分でビート板ひとり1枚敷いて入るスタイル。更に、サウナパンツかバスタオル着用、と。(サウナパンツは脱衣所に置いてある)
サウナパンツの店は初訪問だなあと思いつつサウナに耽っていると、ここのサウナ結構カラカラだと気付く。頭から濡らしたタオルを被ると気持ちいい。
水風呂も恐らく16℃くらいだろう、冷え過ぎない。のんびりと贅沢な時間を過ごした。
そうそう、バスローブの使い途、それは、風呂上がりにラウンジに行く時に威力を発揮する。スーパー銭湯に最近増えているリクライナーっぽいのがズラリと並んでいる。風呂上がりにちょっとそこで横になって休憩、って、ラグジュアリー極まりない。
スパ・トリニテ
大阪市中央区城見2丁目2-22
tel:06-69447111
営業時間 11:00-21:00 (最終入店 20:30) ※変更の可能性あり
定休日 不定休 ※HPで確認を
サウナ 有り (ストーン式ドライサウナ、温度約90℃)
水風呂 有り 約16℃ 深さは膝上〜腿辺り
外気浴 可
特記事項 露天風呂有り 天然温泉 タオル(バスタオル、フェイスタオル)最初1組は無料、それ以上は有料
バスローブはレンタル料350円だがここはケチケチせず借りよう
レディースデー、メンズデー有り (各日1500円で利用可)
ネットでクーポンを探せばもっと安く利用できるかも