街中銭湯、それも風情ある所が好きだけど、いくらなんでも滋賀県まで遠征するのはちょっと…と躊躇っていた。
しかし此処は、京阪エリアで勢いを増す「ゆとなみ社」のメンバーが再興を手がけた銭湯、と聞けば、行かない訳にはいかない。
期せずして、琵琶湖湖畔でキャンプすることにしたので、高速降りてちょっと寄ってく〜⁉︎と画策。考えついた相棒、素晴らしい。しかも本来定休日の木曜だけど、祝日になったから臨時営業、朝湯っていうのがまた素晴らしい。
ちょっと賑やかな昔ながらの道沿いに、都湯はあった。真っ昼間なのに駐車場は満車ということで、たまたま店先に居た店主に軒先に止めてください〜、と指南いただく。軽自動車でよかった…
トラディショナルな店内は何故か落ち着く。
風呂場は向かって左側が女湯。
中は京都スタイルを踏襲している。柳行李が置いてあって、カゴごとロッカーに突っ込める。
洗い場も、縦に細長く、カランの下に段が無い(大阪神戸では段が付いてる銭湯多め)。
鏡広告も新しいものが入っているので、リニューアルオープンの時に、いろいろ頑張ったんだろうなぁ。
何より、決して広くはないスペースに、必要十分な要素が詰まっているのが素晴らしい。露天スペースこそないけど、絶妙な湯加減、痛くない気持ちいい電気風呂、そして地下水のまろやかな水風呂。
サウナも100円払えば入れる。中は詰め詰めで5人定員くらいだろうか、ストーン式の本格サウナが鎮座。テレビは無くて、人が少なからば没入感ハンパ無し。
常連さんも多いみたいで、湯上がりのひとときをのんびり過ごす方も。
こういう銭湯が近所にあったら、間違いなく通い詰めるな。大津のカルチャースポットになりつつある都湯、今後の展開が見逃せない。
都湯
営業時間 14:00-24:00
定休日 木曜日
シャンプー石鹸 備え付けあり
サウナ ドライサウナ100円(オススメ‼︎)
水風呂 あり(オススメ‼︎)
外気浴スペース 無し
備考 駐車場あり。店の東(右)側、小径入ったところ
貸タオルあり、サウナハットやグッズの販売もあり