サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

はてなブログ10周年特別お題「好きな街の銭湯10選」(前編)

はてなブログ10周年特別お題「好きな街の銭湯10選」

 

ここはやはり、好きな銭湯10選、としておこう。

順番はランダムに、あとは簡単に選んだ理由を今の気分で追記。

 

1.扇港湯(神戸市長田区)

 

sabasabadays.hatenablog.jp

神戸市内35湯すべてを回った中でもピカ一の、レトロで素敵な銭湯。

古いのだが、中はピカピカに磨かれているし、壁にはまっている絵柄入りのタイルも美しい。

個人的には昔ながらの固定式シャワーヘッドにも萌える。

なんといってもここの銭湯が素晴らしいのは、女湯に映えるポートタワーのタイル画と、洗い場のど真ん中に鎮座する汲み出し浴槽

この汲み出し浴槽は、神戸近辺にしかない「文化遺産」で、ここ含めてもう4軒にしか無いそうだ。

晩の早い時間に行くと、白い空に、店のネオンが美しく光る。

それに、近くに安くて美味い店があるのも憎いポイントだ。

いつまでも無くなってほしくない銭湯ナンバーワン。

 

2.六甲おとめ塚温泉(神戸市灘区)

 

sabasabadays.hatenablog.jp

 

ここは街中銭湯だけど、「昔らしさ」はあまり無い。

いうならば、スーパー銭湯の過渡期に作られた「ちょっと豪華な街中銭湯」だろうか。

ただ、このおとめ塚温泉が何より凄いのは、「天然温泉100%かけ流し」で、さらにその天然温泉が凄いのだ。

シュワシュワの天然炭酸泉。最近スーパー銭湯でも高濃度炭酸泉を置いているところが多いけれど、このおとめ塚は天然の炭酸泉。何度も言うけど、天然の炭酸泉、かけ流し100%

特に冬場にその威力は発揮される。41℃弱の温度が最高に心地よく、10分ほど浸かると汗がツーっと出てくるので、隣の水風呂にシャッと浸かり、また温泉へ…という交互浴をすることで、サウナに入らずとも「ととのい」の境地に。

私の社会復帰を支えてくれた場所でもある。今でも感謝でいっぱいだ。

 

3.福徳温泉(大阪市生野区

 

sabasabadays.hatenablog.jp

此処の存在は、確か関西の地元情報誌「Meets」で知った気がする。

Meetsには「ニュウヨーカー」という小さな連載があるくらい、風呂好きサウナ好きが多いみたいなのだ。

たまに、銭湯特集サウナ特集が組まれたりもする。

確か、その絡みで福徳温泉は紹介されていた。

普段の行動範囲ではないのに、南巽に行くことが日常化していた時期もあったが、コロナの影響で特にここ1年ほどはご無沙汰状態になっている。

何と言ってもここの魅力は温度と湿度のバランスが素晴らしいサウナと、恐ろしく冷やされた水風呂だ。下手なサウナ屋には負けないくらい、威力のあるサウナと、初心者にはキツ過ぎるくらいギンギンに冷えた水風呂(たいてい14度弱)によって、必ずグルングルンに目が回るととのいの境地がやってくる。

露天スペースもあるので外気浴だってできる。そして、露天スペースにあるホットベンチがまた気持ちいいのだ。

そんな魅力が満載の銭湯なので、土日の夕方、洗い場が多少場所取り戦争になっていても、許容するくらいの度量をもって、また再訪しなければ。

 

4.  小杉湯(東京都杉並区)

 

sabasabadays.hatenablog.jp

最近の銭湯ブームの立役者と言ってもいい、小杉湯。

あまりにあっちにもこっちにも登場しているので、敢えてここで出さなくても、と思ったが、考えてみれば、トラディショナルな銭湯だけど、一見さんにも優しいのは小杉湯の良いところだなあ。

サウナは無いけれど、温度の違う熱いお湯と、水風呂があるので、交互浴はばっちりできる。本来は自分で持ってこい!のシャンプーや石鹸も置いてくれてる(しかも、ちょっと高級品だったりする気遣いがうれしい)。

何より、商店街を抜けてすぐ、だから、湯上りの一杯、がこれほど楽しい銭湯もなかなか無い。

良い風呂の近くに良い飲み屋有り、を体現している一軒だ。

 

5. 船岡温泉(京都市北区)

 

sabasabadays.hatenablog.jp

 

京都は街中銭湯が元気なエリアだ。

特に、この船岡温泉は、レトロ銭湯の筆頭格。元々はちゃんとした料理旅館だったというから、そりゃ内装も豪華だ。

紆余曲折あって今は一般銭湯として営業しているが、500円足らずでこの豪華絢爛な文化遺産を体感できるなんて、素晴らしすぎる。

とにかく、街中銭湯には余りある内装、タイルの美しさもさることながら、「第一号」導入の電気風呂、そして意外に本格的なサウナと至れり尽くせり。

京都観光のついででも、この風呂目当てでも、どっちでも楽しめるのがいい。

 

前編はここまで。

残りの5軒、後半に続く。