今年もGWはステイホームになったし、家にいる時間が長くなれば、散らかっているところや要らないものが目につくようになる。
恐らく、だけど、GWの何日かは、片付けに精を出すことになるのだろう。
我が家は、今の家に越してきた時点で、「荷物多すぎ」状態だった。55平米、2DKから、3LDKへの引っ越しだったが、前の家は押し入れの大きさが気に入って決めたようなものだ。6畳間に、押し入れ二間分、更に天袋付き、って、並の賃貸マンションではあり得ない。
更に、相棒は自他共に認める「音盤コレクター」で、2000枚を超える銀色や黒色の円形音盤と共に新居に移り住んだ。
そう、我々は2人とも、「モノをためる人」であることは間違いない。
生活情報誌などを見て、片付けを試そうかと思うが、時間と根性が無いのでいつもやらず終いだった。
しかし。「いつかいつか」では、永遠に片付く時は来ない。ものの本によると、片付けの極意は、「局所的に」「一気に」やる、らしいので、早速それを実行してみた。
トライしたのは、電話台の下の小さなキャビネット。家電の取説など挟んだファイル3冊、大量の年賀状やお手紙、その他その他…
まずは、「すべて」を床の上に放出。そして、その山を、「とっとく」「捨てる」「保留」に分ける。この時までは、スピード感が命。悩んだら、とりあえず「保留」があるのだから、3つのうちどれかに帰属させる。
そして、「捨てる」は潔くゴミ袋へ。「とっとく」は、その量を見つつ、保管の仕方が今までと同じでいいか考えておく。
一番厄介なのは「保留」にしたものの再考だ。この次は「保留」が無いので、「とっとく」か「捨てる」のどちらかに分類しないといけない。
でも、この時の魔法のフレーズがあって、「コイツに『家賃』を払う価値があるか?」と問いかけると、あっさり決められる(ことが多い)。
捨てるにしても、できるだけ分別して資源は資源ゴミにしよう、捨てるに忍びないものは、必要としている人に譲るとか。
そんなこんなで、キャビネットに収まっていたものの半分弱は「捨てる」にカテゴライズされ、ゴミ袋行きになった。
必要とあらば、ここから先のタイミングで収納用のアイテムを用意する。
一番のキモは、「調子にのって、一気に他の範囲に手を広げ過ぎない」ことのようだ。特に私の場合。
「やったった」という達成感と、「もっとやりたいなぁ」という気持ちがあるところで止めておく、それが次の片付けチャンスを呼ぶ秘訣みたいなので。