サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバ生活シーズンⅡ 60日目(南インド料理初体験)

最近、カレーづいている。

外のカレーレストランに行ったり、自宅で無印良品のカレーを食べたりと、とにかくカレー日和だ。

いっとき、3週連続で週末カレーを食べに行っていたということがあったが、店によってテイストが違うので、不思議と食べ続けても飽きないし、夏はなぜかカレーが食べたくなるものなのだろうか。

今日は昼間、三宮ー元町あたりをふらふら歩いてみようか、ということになり、当然界隈のカレー屋を探してみた。我々のいうカレー屋はインド人シェフのインディアンカリーではなく、どっちかというと進化した結果またガラパゴスな発展を遂げているスパイスカレー系が好みだ。

ただ、そういう店は、晩だけの営業だったり、飲み屋の間借りだったり、日祝休みだったりと、意外に今日の訪問が難しい様子。

そんな中で見つけたのが「南インドの家庭料理」。なんとなく南インドだと、ナンよりライス、バターチキンよりはシャバしゃばカレーかな、とイメージした。何より、ビリヤニ、炊き込みご飯を出してもらえるのではなかろうか…

元町商店街を奥に奥に歩いて行き、店を目指す。

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名前だけはきいた事があったが、訪問は初めてだ。意外に小づくりな店構え。半地下になっている。まるで香港とか、アジアの異国にいるような店内レイアウトだ。

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メニューにビリヤニがあったので注文しようと思ったら、「今日はもうなくなりました」って…おいおいおい、それ目当てだったのでちょっと(いやかなり)がっかりしたが、せっかくなので、普段なら頼まないものを頼んでみよう。

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そしてやってきたのがこの「ドーサ」というご当地メニュー。巨大なクレープの中に、キャベツの千切り、ベジタブルキーマが入っていた。

このドーサを少しずつちぎって、中の野菜を巻き巻きし、更に上にあるソースをつけて食べる。

このソースも野菜由来で、赤は人参、白はなんだろう、ちょっと黄色っぽいのは生姜がベースになっていた。さらにその左側には緑、ほうれん草ベースのソースがあって、このワンプレートでお腹がはち切れんばかりに一杯になった。

南インド料理…インド料理はひとえにスパイシーでパンチが効いていると思っていたけれど、ここでいただいたこのドーサも中の具も、とてもあっさりしていて、それでいて野菜や素材の風味がしっかりと味わえる、まるで日本食の繊細な出汁の味を楽しむかのような味付けだった。

今度は土曜の晩に行って、ビリヤニも食べたいし、これ以外のおかずももうちょっといただいて、南インド料理の深みを知りたいものだ。