サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記Ⅱ 192日目 実家にダイニングチェアを送りつける

最近実家に出入りするようになって分かったのだが、実家のダイニングセット、かなり年季ものである。それもそのはず、母方の祖父母の家にあったものを、改装の際に持って来たのだろう。私たちが子どもの頃、祖父母の家を訪問する時点であったものだから、50年弱は使い続けているに違いない。昔のものはそれだけ作りも質も良いのだが、流石にガタガ来ていて、近いうちに文字通り「崩壊」しそうで恐ろしい。ましてや父親が今足元不安な状態なので、その椅子に手をかけて、かつ椅子が壊れたら、文字通り「すっ転ぶ」ことになる。あるいは、他の家族が座っていて壊れてしまっても、お尻の骨を強打するなど、大怪我につながりかねない。

 ちょうど、自宅に余っているダイニングチェアが2つあるので、それを譲ってあげるよ、という話をつけた。なぜチェアが余っているかというと、相棒が以前「ジェネリック家具」と言って見つけたものだ。デンマークのデザイナーのやつで、本家本元はそりゃお高いけれど、ライセンス生産だか何だか安く抑える方法で、お財布に優しく買えるとか(それでも、それなりのお値段はする)。

 ただ、意気込んで買ったものの、我が家のダイニングテーブルとの高さが合わなかった。テーブルの板面から床までは75cm。ヨーロッパサイズで、買った椅子は65とか68cmのテーブルに合わせる用の座面高だったのだ。椅子としての性能はすこぶるいいのだが、ダイニングテーブルとの相性が合わず、練習部屋に長らく放置されていた。

 実家のダイニングテーブルは68cmでドンピシャだったので、この際、この椅子を再利用してもらおうと、送りつけることにした。椅子2つを違い違いに組み合わせ、紐で縛った。そうしてサイズを測ると、高さが90センチちょっと、幅と奥行きが55センチ。なんと200サイズで送れそうだ。200サイズのダンボールでジャストに入りそうな箱は無いので、別のサイズの箱を2つ組み合わせて梱包することにした。ついでにAmazonでPPバンドも購入。

 午前中に全ての梱包資材が整ったので、早速箱詰めを行った。椅子をゴミ袋で包み、段ボール箱に上からと下から、それぞれ嵌める。重なったところをガムテープで留め、更にPPバンドで結束。これでなんとか梱包できてます、という体になった。

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 午後、ヴィオラのレッスンが終わってから近くの宅急便の営業所まで車で出向き、この200サイズの段ボールを無事配達依頼。明日には実家に届くようだ。リサイクル先が見つかって一安心。