今日も仕事で帰りが遅くなった。
分かり切っていたことだけど、すっかり暗くなった夜道を一人歩いて家に向かう。
途中、不動産広告的に表現するならば、「閑静な住宅地」を通って帰宅するのだが、その住宅街の中に公園があり、公園の片隅の細い道を通って帰るのが最短ルートだ。
実は、そもそも人の気配が少ないし、足元もあまりよろしくない(フラットではない)等のコンディションなので、晩暗くなってからそこを歩くのはどうか、とも思っている。昔風の言い方ならば追剥ぎ、現代ならばカツアゲや変質者が現れてもおかしくない。(ちょうど隠れ場所になりそうな木もあって…)
気分がマイナスになっているからなのか、晩だからなのか、そういうネガティブなことを考えてしまう。ただ、その最短ルートを通れば3分5分早く帰れるならば、やはりそちらを選んでしまう…
幸い、今日のところは何も遭わずに済んだ。
その後も住宅街の中を抜け、後半はようやく「普通の道路」に出るが、それでもたまに車が通るだけ、歩く人の姿は少ない。
住宅街って、一戸建てやマンションが並んでいるけれど、果たして非常事態が起こった時に、誰か助けてくれるのだろうか。
当然、不在の家もあるだろうけれど、いつぞやどこかで読んだのは、「外で誰かの悲鳴が聞こえたけれど、外に出てきて様子を見たり、ましてや助けに来てくれる人はいなかった」という街の様子。これって日本かなあ、外国かなぁ。まあ、銃があるアメリカだったら外に出たら撃たれるかもしれないから、その心配をするとうかつに外には出られないが、これが日本の話だったらどうしよう。
現場を見に来ても、ツイッターとかインスタにあげる写真を撮る為だったりして…(涙)