サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記294日目(名作を読んでみよう)

気分が上がったり下がったりの日々。

ジェットコースターほどではないが、自分の中で「あ、下がった」「あ、上がってる」と如実に感じるくらいの変動はある。

個人的には「上がってる」時よりは「下がってる」時の方が辛い。いわゆる双極性障害の方は、「上がった後に落ちるのが怖い」と仰っている方もいて、その感覚は分からないでもないが、私自身は「下がっていて何もやる気がしない、できない」時の方が辛い。(それでも、本当に深刻な状況な方だと「寝ているしかない」のだろうけれど、私はまだ「ローな時」でも最低限の日常生活を送り、なんとか9時5時で仕事に「行く」ことはできているので、医者から見れば「それは病気のうちに入らない」と言われてしまうかもしれない。)

 

さて、その下がった状態でもできることはホーム銭湯やホームサウナに行ってとにかく寛ぐことなのだが、先日半身浴しながらこんな本を読んだ。

 

おそロシアに行ってきた

おそロシアに行ってきた

 

 貧乏旅行、ワイルドな旅、バックパッカーといえば、元祖は下川裕治さんだろう。ノリは下川氏の旅と大して変わらない。

行先が珍しいところなので、旅好き、ロシア好きはちょっとときめくかもしれない。

ただ、下調べしてから行けばもっとよかったのに、とも思ったりする。(それは私が↓の本を読んでいるからそう思うのかもしれない)

 

ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行 (中経の文庫)

ディープすぎるユーラシア縦断鉄道旅行 (中経の文庫)

 

 

 

鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす (新潮文庫)

鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす (新潮文庫)

  • 作者:下川 裕治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2018/07/28
  • メディア: 文庫
 

 

閑話休題

そんなはちゃめちゃな「おそロシア」の編集者さんは、ドストエフスキーのファンらしい。おそロシアの後半では、この編集者さんが嵐氏と同行して冬のロシアを巡る。その際に、「宿題」と称して、「『罪と罰』を全部読んでおいてください」と課題を課していた。

罪と罰」かぁ。。。いわずと知れた名作である。

恥ずかしながら、読んだことが無い。家にあるかしら、と思ったら、「カラマーゾフの兄弟」はあるけど「罪と罰」はまだ買ってない、らしい。読書家の相棒からしたら意外な回答だった。

それならば、とりあえず、2020年はこういう目標を立ててみよう。

「月に1作は名作を読む」

で、最初に読むのは「罪と罰」ではなく、家にあった「1984」にしようかと。

 

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)

 

 で、「罪と罰」はコレを買って読みたい。

 

 

 

罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)

罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)

 

 

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