気分が上がったり下がったりの日々。
ジェットコースターほどではないが、自分の中で「あ、下がった」「あ、上がってる」と如実に感じるくらいの変動はある。
個人的には「上がってる」時よりは「下がってる」時の方が辛い。いわゆる双極性障害の方は、「上がった後に落ちるのが怖い」と仰っている方もいて、その感覚は分からないでもないが、私自身は「下がっていて何もやる気がしない、できない」時の方が辛い。(それでも、本当に深刻な状況な方だと「寝ているしかない」のだろうけれど、私はまだ「ローな時」でも最低限の日常生活を送り、なんとか9時5時で仕事に「行く」ことはできているので、医者から見れば「それは病気のうちに入らない」と言われてしまうかもしれない。)
さて、その下がった状態でもできることはホーム銭湯やホームサウナに行ってとにかく寛ぐことなのだが、先日半身浴しながらこんな本を読んだ。
貧乏旅行、ワイルドな旅、バックパッカーといえば、元祖は下川裕治さんだろう。ノリは下川氏の旅と大して変わらない。
行先が珍しいところなので、旅好き、ロシア好きはちょっとときめくかもしれない。
ただ、下調べしてから行けばもっとよかったのに、とも思ったりする。(それは私が↓の本を読んでいるからそう思うのかもしれない)
閑話休題。
そんなはちゃめちゃな「おそロシア」の編集者さんは、ドストエフスキーのファンらしい。おそロシアの後半では、この編集者さんが嵐氏と同行して冬のロシアを巡る。その際に、「宿題」と称して、「『罪と罰』を全部読んでおいてください」と課題を課していた。
「罪と罰」かぁ。。。いわずと知れた名作である。
恥ずかしながら、読んだことが無い。家にあるかしら、と思ったら、「カラマーゾフの兄弟」はあるけど「罪と罰」はまだ買ってない、らしい。読書家の相棒からしたら意外な回答だった。
それならば、とりあえず、2020年はこういう目標を立ててみよう。
「月に1作は名作を読む」
で、最初に読むのは「罪と罰」ではなく、家にあった「1984」にしようかと。
で、「罪と罰」はコレを買って読みたい。