コロナのバタバタのせいで、一気に記憶の彼方に飛んでしまったが、コロナ禍の影響が無ければ、昨日一昨日あたりは九州にいる予定だった。
趣味と実益を兼ねて所属している学会が、九州で年次大会をやる、というので、参加申し込みをしていた。滅多に行かない土地なので、ついでに前入りして近くの温浴も楽しんじゃおう、というスケジュールを立てていた。
金曜の晩に、飛行機で熊本にピュッと移動。
熊本では、サウナー必涎の「湯らっくす」詣で。
翌朝、九州新幹線で移動して、本番に備え、更にはサウナや温泉付きのホテルでアタマと体の疲れを癒す…
という「完璧」なプランがあった。
しかし。
かなり早めの段階（確か、緊急事態宣言が出る前）に、その年次会の中止の連絡がきた。せっかく立てた「完璧なプラン」は、実現せずに終わることになり…
予約したホテルやフライトをキャンセルしていく作業に暫くは追われた。
ホテルはかなり日があったし、「返金不可」特約は無いプランだったので、すんなりキャンセルができた。
ちょっと手こずったのが飛行機。
ANA便を予約していたのだが、必然的にキャンセル料がかかる。HPを見ると、「●月●日～●月●日予約の方は無料でキャンセル」の案内が、漸次更新されている感じだったが、私が予約していたのは5月の便。これが無料キャンセル対象となるまで、4月28日まで待たねばならなかった。忘れてしまうのもいやなので、日々ANAのHPとにらめっこ。
ようやく5月15日金曜日のフライトが対象となったので、「予約のキャンセル」のボタンを押すと、そこに出たのは驚きのメッセージ。
「このフライトは欠航となりました」
え、え、え！！！
いや、私はコロナのせいで、九州に行く予定もすべて無くなったから、欠航でも結構ですが（シャレを言っている場合ではない）、何某かの事情で本気で向かわねばならない人だったら、ページを見て初めて欠航と知ったらかなり困るんじゃないの…!?（少なくとも、「欠航になりました」メールは来ていなかった記憶が。）
で、欠航になれば会社都合でキャンセルなのだから、放っておいてもキャンセル料無料だったのだろうか。よくわからない。
けれど、そんなこんなでとりあえず、全ての予約を白紙に戻し、「すべて終わった」気になった。
ただ、一部はネット会議で開催していたんだなぁ…
もうすべての予約をキャンセルした時点でカレンダーが白紙になったも同然だし、かなりエネルギーを使ったのも事実。運営委員の方はもっとお疲れになっていたことだろう。
残念ながら、ネット会議の件を思い出したのは、その会議が終わる頃だった。
