今日の昼過ぎ、所轄業務で、オンライン会議の進行を初体験した。
昨年からの新型コロナ禍の影響で、あっという間にポピュラーになったオンライン会議ツール。昔ながらのツールならば、TV電話の進化系、Skypeがある。更にこの1年で主役の地位に躍り出たのが、zoomというソフト(アプリ)だろう。無料でも提供されているし、PCは勿論、タブレットやスマホでもアプリを入れれば使える使い勝手の良さ、いろんな小回りの利く仕様が、会議に良し授業に良し、になっているのだろう。
ただ自分自身は、この1年でzoom会議自体はそれなりの回数出席したけれど、いつも「参加するだけ」なので、貰ったURLをポチッと押して、後は画面がつながったら時間中喋る、で事足りた。
今日は運営サイドなので、出欠確認や資料提示や、更には小グループでのセッションも途中設けないといけない。
そういう機能は使ったことがないから、zoom会議の開催が決まってから、慌てて紙のマニュアル本を買いに走った。けれど、買ったことに満足したのか、読み込んだのは今日の朝から(爆)…とりあえず、今日絶対に使うであろう3つの機能に付箋を付けるところまではしておいた。
いざ会議の時間が近づくと、対象者が次々入室してくる。ホストは「入室許可」をするのだが、開始時間以降も入室が暫く続いたので、司会進行しながら入室許可ボタンを押すのは、簡単なようで集中力が途切れることが判明。
中盤、うまくいくか心配だった「ブレイクアウトルーム」機能を使った小グループでのセッションも、なんとかうまくグループ分けをすることができた。
むしろ、参加してくれた学生の皆さんの方が、日々の授業やゼミ、サークルなんかでオンライン会議に慣れているのかもしれない。画面越しでも、顔がよく見えるよう工夫している感じがあったし、発言も想像以上によく聞き取れた。こちらの心配をよそに、それなりに有意義な時間としてオンラインディスカッションに参加していれているようだった。
緊張いっぱいの1時間半は無事にセッションが進行して、ほぼ予定通りに終えることができた。今回ははじめてのオンライン開催、しかも自分が進行役というのも初めてで、3日くらい前から凄いプレッシャーになっていたので、肩の荷が降りてほっとした。
この会議の「予習」のために買ったマニュアル本は、職場のみんなに役立つように、共有スペースに並べておくとするか…。