サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記444日目(つまるところニンゲンカンケーってなんだ)

昨日の終業後、職場の同僚Aさんと暫しお話。

Aさんは、前の部署でちょっと「疲れて」しまい、休職されていたとのこと。この4月から社会復帰…ということなので、私に遅れること1年、という状況だ。

ただ、今回改めてご本人から伺うと、かーなーりー深刻だったんだろうな、と思う。

仕事に行かなかった期間が1年ちょっと(2019年の3月から2020年3月まで)で、この4月から復帰、しかもわが職場はリハビリ出勤制度とかが無いのでいきなり(原則)週5日、フルタイム!自分で意識的に有休、時間休を入れていかないと、かなりキツいはずだ。

休職に至る理由はあんまり知らなかったのだが、「過重労働」もあったけれど、「やっぱり、人間関係ですかね」というとどめのひとことがぐっときた。

人間関係ってなんだ。もちろん、威圧的な言動(それが正論だろうと罵倒だろうと大声で怒鳴り散らす、とか、モノを投げる、蹴る、事あるごとに査定や評価をちらつかせるなど…)は、人として問題外だ。勿論、そういった言動のある人の近くにいたら、そのこと自体がストレスになってしまうだろう。

しかし、上のような、いわゆるハラスメント的な言動が無かったら。

部署の中で、仲間がいない、孤立している、誰も助けてくれない、という状況的なものもそうだし、「自分が望む言い方/接し方をしてくれない相手と時間空間を共にしなければならない苦痛」とでも言うのか。

人はパーソナリティもそうだし、相性、他者との接し方、話の内容、更には服装の趣味やら香水の匂いだとか、相手に与える影響はいろいろ。

そんな中で、「自分にとって合わない要素が多い相手」と長い時間過ごさざるを得ないというのはしんどい。

特に、仕事だと「相手を選べない・避けられない」「上司だったりすると評価査定に影響するから、どう思ってるかを表に出せない」などなど、縛られる要素も多くてそれが圧迫の原因になる。

Aさんにとっても、誰にとっても、今の場所の方が、少なくとも居心地が良いなら、それに越したことはない。

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ちょっとした会話ができるのは健全な間柄なしるしかもしれない。