今日で、「社会復帰」して1000日になる。
2018年4月に異動になった部署(とそこにいた人たち)との相性がすこぶる悪く、とにかく「そこに居たくない、いられない」という状況になって、12月から休職。3ヶ月引きこもった後、2019年4月に別の部署での社会復帰となった。
考えてみれば、退職、転職、休職というのをそれまでしたことがなかったので、3ヶ月も職場に行かない、仕事をしない、というのは人生の中で初めての経験だった。
4月に仕事に戻るとなったときに、それまでのところよりは多少なりとも「勝手がわかっている」とはいえ、ちゃんと復帰できるのだろうか…ということはとても気になった。
しかし、まあ、「どうにかこうにか」やっている。
正直なところ、休職を経て、どこか職場という組織に対して醒めた目で見る様になったところもあるかもしれない。もともとそんなにべったりと信奉しているのではなかったが、「いざというときに、守れるのは自分だけ」というのを実感したからだろう。
まあ、せっかくここまで低空飛行だろうとなんだろうとやってきたわけだから、少しは自分を褒めておこう、と、相棒と「美味いもの」でも食べておこう、ということになった。
折しもクリスマス、だったらば、こんな日は空いているに違いない、と、三宮の「青葉」に行って鰻重をいただく。
鰻と寿司は東京で食べたいよねー、という主義の私なので、関西の鰻の名店はあまり知らないが、青葉の鰻は身はふっくらとして柔らかく、タレは意外にさらっとあっさりしていた。
嗚呼、美味しゅうございました。
これでまた来年も、ちびちびと一歩ずつ前に進んでいくかな。