サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記561日目(提出書類もプレゼンテーションの一部)

学校で働いているので、普通の社会人の皆さんに比べると、「コンペ」とか、「契約獲得のためのプレゼン」とか、そういう機会は少ない。

ただ、掲示やイベントの案内チラシ、年度初頭に冊子を作ったり、都度の申込用紙なんかには、できる限りの「伝える」工夫を盛り込む。

文字だらけにすると、まず読んでもらえない、ので、余白やイラストでコントラストを付けて、かつ簡潔で分かりやすい表現にして必要充分な情報を伝える…って、結構大変。まあ、それが「成功」して、初歩的な問い合わせや、此方が意図していないエントリーが減ってくれればしめたものだ。

たまにある、申込制のイベントだと、当人からの申し込み(出願)をまつことになるのだが、学校というところは意外にアナログで、結構「手書き文化至上主義」が残っていたりする。(その際たるものが新卒就職時の履歴書だ。なんで「手書きでないといけないのか、謎だ。PCで作ったって、最後にサイン、ダメ押しでハンコ押しときゃいいじゃないか、と思う。)

で、時としてその申込用紙を受け取り、眺めるのだが、正直なところ、「他人が読む」ことを意識して書いている人がどれくらいいるかな…と思うことがしばしば。

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お手紙…がメモ書きだったら、ちょっと悲しい

 

いや、字のキレイ汚いではない。勿論、キレイであるに越したことはないが、「読みやすい、自分ではない他人さまに読んでもらおう」という意図が感じられるペーパーが、少ないのだ。

ペン1本の選び方でもいい、普段より少し濃い目の筆記用具で、少しだけゆっくり大きめの字で書いてくれるだけで、印象がだいぶ違うんだけどな…

さすがに、キャッチコピー付けて赤ペンで、とか、イラストが付いていたら、まじめな書類だったら即ゴミ箱(実際には不合格で、ゴミ箱にはいかない)だけれど、書類もプレゼンの一種だ、「相手の目に、心に留まる」ペーパーを作ってやろうじゃないの、という気持ちで取り掛かる。逆に、そういう意図をもって作られたアプリケーションフォームだと、ほぼ間違いなく「実際に会ってみて話を聞こうじゃないの」ってなる、筈だ。

こういうのって、就職活動のエントリーシートでみんなやりだすんだろうけれど、普段から「提出書類=自分だけが読めればいいメモ書きじゃなくって、他人に読んでもらう、更にいうならば選んでもらうためのもの」っていう視点を持っているだけで、ホント変わってくるから。急に巧くはならない。日々のトレーニングで、腕を磨けばいいのだ。