片付けは得意な方では無い。いつも綺麗に片付いている人、おうちが羨ましい…と思う。
ただ、自分の中で限界が来たら、一気に片付ける(=処分する)。なので、洋服にしろ、引き出しの中の雑貨にしろ、ゴミ袋いっぱいに処分するものが出てきてしまう。
満タンになったゴミ袋を見て、達成感半分、よくまあ今までこんな量の不用品と暮らしていたのかと呆れる気半分、といったところだ。
私の場合、母親が「捨てられない・取っとく癖」の人で、実家の押し入れには、進物が包んであった包装紙とか、プチプチの束だとか、果てはまだ街中が賑やかだった頃のポケットティッシュが段ボール箱単位で眠っている。
子供の頃は、親に「いつか使うから」と言われると、単純に「そうかもしれない」と思えたけれど、この歳になったら分かってきた。喪服以外、「いつか」は来ない。家に必要以上に置いておいてよいものは、水と1週間分のインスタント食料だけだ。
この土日は、溜まっていた雑誌類を選別して、古いもう読まないものは捨てた。街の情報誌なんかも、懐かしいものもあるけれど、雑誌って基本は新しい、アップデートされたネタを欲しくて買うわけだから、4年以上前の話だったら、当てにならないかもしれない。特に飲食店なんかは、無くなっていることすらあるかもしれない。
最後に常備薬、化粧品の整理。
女性にとって化粧品って魅惑のキャラで、シーズンごとに新色だとか新アイテムだとか広告が出るとつい欲しくなる。でも、よくよく見ると、同じような色ばっかり…になっているのよね、自分の引き出しの中は。さすがに、全く同じ色のシャドウ2個発見した時には、「ないわぁ〜」と思った。
そんなわけで、狭い家ではあるが、その中の更に狭い面積ではあるが、つい溜まりやすい「雑誌」と「化粧品雑貨」を片付けて、少しはすっきりした。
片付けは、「もうちょっとやれる、やりたいな」というところで留めておくのもキモらしい。そこで変な色気を出して拡張しすぎて、収拾がつかなくなったら元も子もないから、ということらしいが…
あれ、それって、ビジネスにしてもなんにしても一緒?!