職場の同僚に、食べものの好みが結構激しい人がいる。お肉はダメだけどハンバーグは食べる…じゃあ魚はOKかと思いきやそうでもない…野菜も好き嫌いがある…らしい。
別の同僚が、食べられるものを増やすために、野菜料理の本を貸したそうだが、その中に「ピーマンの中にご飯を詰めたもの」が載っていたらしく、当人は見るなり「合わないよー」と言っていたとか。
しかし、その話を聞いて私は何か引っかかった。敢えてレシピブックに掲載しているのだから、料理家だって「まずい!もう一皿」なんてのは載せない筈だ。
すると、昔の記憶が甦る。あ、そうだ、確かトルコ料理に、ナスとかピーマンの中にお米やなんかを詰めたやつ、なかったかなぁ…
当たり。その名をドルマという。トルコでは非常にメジャーなメニューで、大抵の食堂に置いてあるという。ただし、外側はピーマンに限らず、他にナスや葡萄の葉なんかを使うのもメジャーらしい。
否、今回はピーマン×ご飯の相性について検証するのだから、ピーマンドルマを作ってみよう。そして、同僚に食べさせて、ギャフンと言わせるのだ。
そんな訳で、レシピを探して、ひとりクッキングスタジオ開始。
今回はパプリカにも、詰めてみることにした。アタマの部分を切り取って、中のワタを取り去る。
中に詰める具は、牛挽肉、玉ねぎみじん切り、ハーブ(ディルやイタリアンパセリなど)みじん切り、あとお米。
↑はお米を入れる前。
具をよーく練り合わせて、ピーマンに詰めていく。上の口をプチトマトなんかで塞いでみるとオサレ。
具を詰め終わったピーマン達は、ジャストな寸法の鍋に立てて収める。
ここに、お湯、カットトマト缶適量、バターを入れて約20分煮炊きすれば完成。
さあ、ブツは出来上がった‼︎明日同僚に食べさしてやろう。ピーマンとご飯は合わない、なんて言わせないぞー。
興味を持たれた方は、↓のレシピで作ってみられたし。