1週間前、岡山から鈍行で帰ってきた。
岡山駅でICOCAが使えたので、しれっと改札でピッとしたが、よくよく考えたら京阪神エリアでそのまま出られるか深く考えていなかった。同じJR西日本の区域内だから、深く考えていなかったし、確か、岡山駅について調べたときに「ICOCAが使える」というのを読んで、イコール大阪方面でも出られると解釈していた、が…
ICOCAには、実は以下のルールがあって。
- ICOCAエリアでは営業キロ200キロを超えてご利用いただくことはできません。ただし以下の場合は除きます。
大阪近郊区間内相互発着のご利用の場合。
大阪近郊区間内の駅と右記の在来線特急列車停車駅相互間をご利用の場合(サンダーバード(大阪~金沢間)、しらさぎ、くろしお、こうのとり、きのさき、はしだて、まいづる、はまかぜ)
特急やくも号の停車駅相互間をご利用の場合
※特急列車停車駅は臨時に停車する駅を除きます。
岡山は「大阪近郊区間内」には該当しないな…
在来線特急にしても、これらは関係なさそうだ。
そして、許容された理由は距離か?と思い、三ノ宮ー岡山間の営業キロを調べると、その距離145.9kmだそうで…
へー、200kmはなかったのか。。。
ちなみに、岡山までギリギリ200kmの大阪近郊区間内で、パッと思いつくのは「高槻」だった。高槻から岡山まで、197.7km。京都だと219.3kmとなり、残念ながら(!?)200kmを超えてしまう。…っていうか、京都ならば、もうおとなしく新幹線一択でしょうよ!!
大阪近郊区間内で、いわゆる「大回り」無しかつ在来線のみで、A駅からB駅までの移動を試みた場合、一番長距離になるのは近江塩津(滋賀県)-播州赤穂(兵庫県)になりそうだ。その距離241.5km、お値段4510円。だけど、そこをローカル線に乗って延々行く、という行為はよほどの乗り鉄やアリバイ工作でもない限りはしないだろう。
とすると、ICOCAで200km以上、というのは現実的な利用としては、ほぼ無いのだろう…
などとあれこれ考えていたら、やっぱりマニアな方がいろいろと研究されていた。
ふーん、三ノ宮起点だったらICOCAで(岡山経由で)四国まで行けてしまうのか…
行きたいかどうかはまた別問題だが。