ここの銭湯は、前から気にはなっていた。
どうやらホステルも併設していて、ホステルに泊まっている人は、ここのお風呂入り放題!らしいのだ。
さすがに淡路に泊まる理由は無いが、ちょっとそういう経営方式って気になるなぁ、楽しそうだなぁ、とうっすら思っていた。
そんな昭和湯がイベントを打つというではないか。
これは、行くしかない。
いつもは乗らない阪急京都線に乗車。
十三で乗り換え、急行なら一駅、「淡路」で下車。
淡路は地下鉄堺筋線との乗り入れ乗換駅でもあるので、乗降客も結構多い。
駅の西口改札を出ると、いきなり賑やかな商店街が現れる。
これは期待できそうだ。
今までの法則から察するに、「よい商店街(の傍)によい風呂有り」なので、これは期待できそうだ。
商店街を抜けてすぐ、右手に曲がったところに昭和湯はある。
この日は(なぜか)営業しているのにシャッター半下ろし。
(その理由は後で分かった)
そうなんです~
今日はレディースデーだったのだ。
ここで、相棒に「一緒に昭和湯行かない?」と提案していたことを思い出した。
相棒は女性だけが優遇される、と思っていたので、「ひとりで行ってらっしゃーい、僕は芦の湯でサウナに励むわ」という回答だった。
結果として、一緒に来なくてよかった…。
ちなみに、今日は男湯も女性に開放!
私は普段入れないなら、と男湯ゾーンでニュウヨークすることに。
人がいない時は撮影もオッケー、と女将さん。もちろん喜んで撮影!
だって、男湯に入る奇特な人はほぼ私だけだったので…
(最初は3人くらいいたのだが、みんな途中から女湯に移ったのだろうか)
典型的な大阪スタイルのお風呂場。
東京の人から見たら奇異に映るかもしれない。
浴槽は大抵横の壁にくっついている、というか、洗い場の中央にせり出している。
そして、浴槽の周りに段が付いているのだ。
あと、富士山のペンキ絵が無いのも、東京スタイルが好きな人間としては残念。
ただ、大阪スタイルのお風呂は合理的なんだよね。
水風呂は出入口すぐ近くに。
サウナからは若干離れているけれど、結構冷たくて気持ちいい。
体感温度は18度くらい。
打たせ湯があるのって結構珍しい。ボタンを押すと、「滝行」体験ができる。
左の奥はスチームサウナ。追加料金なしで利用できる。
スチームだから…と軽く見るなかれ、かなりの蒸しあがりっぷり。
個人的には、東の「小杉湯」に匹敵するくらい、バラエティに富んでいて、かつメンテナンスが行き届いた「街のお風呂屋さん」だと思う。
女将さんもすごくホスピタリティに富んでいて、この日はイベントデーだったこともあるけれど、マッサージやドリンクサービスなど、面白い試みもされているようだ。
こんなお風呂が近所にあったら絶対毎日通うな。
いや、近所じゃなくても「わざわざ通う価値のある」銭湯だ。
昭和湯
営業時間 14:45‐0:30
定休日 水曜日 (そか、今日は定休日を利用した特別イベントだったのね!)
アクセス 阪急京都線・千里線「淡路」駅西口から3分
サウナ スチームサウナあり(料金のうち)
水風呂 あり(よく冷えてます)
シャンプー石鹸 備付あり
備考 タオルも貸してくれるらしい!
店舗HP http://morikawashoji.co.jp/