サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記261日目(風呂で読む本)

クアハウスに行くようになって、読書タイムができた。クアハウスの半身浴ができる浴槽は読書公認なのだ。

実際、文庫本や雑誌を読みながら長湯を楽しんでいらっしゃる方が多い。

私も、ただ浸かっているだけでは退屈なので、最近は文庫本を持って行く。

あまりシリアスなものは心身疲れてしまい、かえって良くないので、軽くサクッと読めるものがいい。そういう意味では、「任侠シリーズ」は良かった。最新刊の「任侠浴場」なんて、まだ文庫化されていない。ハードカバーなのに持っていって読んだ。

 

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一番最近読了したのは、「派遣社員あすみ」。

 

派遣社員あすみの家計簿 (小学館文庫)

派遣社員あすみの家計簿 (小学館文庫)

 

 

結婚を約束していた男に振られ(騙され⁉︎)、寿退社のつもりで会社も辞めてしまっていた主人公にカード明細が送られてくる。10万弱の支払いに困窮する(!)彼女、さて、どう立ち回るのか…

 

恐らく、この主人公、そんなに絵空事の人物像ではないのだろう。世間によく居る、割と居るタイプなんだろうか。

でも、「パンが無いならお菓子を食べればいいじゃない」よろしく、「お金が無いならカードで買ったらいいじゃない」という発想は当たり前で、「カードのお金はキャッシングで借りればいいじゃない」とか「リボ払いに変えればいいじゃない」とか、「友達に借りれば…」うーん、ないない。ないわー。

 

キャッシングやリボ払いでお金を借りたら、その後どうなるか(借りた金額だけ返せばいいってんじゃない、勿体無いと嘆くくらいの利息が付く)、最低限の経済リテラシーってやっぱり要るよなあ、勿論、にっちもさっちもいかなくなって、キャッシングを利用している人もいると思う。けれど、そこに行き着くのは最後の手段…であって欲しい。