サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記349日目(純喫茶に行く)

 

午後から大阪に出かけた。

狭い大阪(市内)ではあるけれど、繁華街は大きく分けて2つ。梅田周辺の「キタ」と呼ばれるエリアと、心斎橋・難波を中心とした「ミナミ」と言われるエリアである。更に、南大阪や和歌山に住んでいる人は、ターミナル駅である天王寺周辺が最近賑やかなので、その辺りで用を済ませる人もそこそこいるだろう。

さて、私は梅田にはそれなりに行く。いつも利用する阪急電車が梅田起点だからだ。だけど、いわゆる「ミナミ」エリアは、電車を乗り継がないといけないし、そもそもキタとミナミでは雰囲気が全く違う。「ミナミ」は、「(良くも悪くも)いかにも大阪」なオーラを遺憾無く噴出した街なのだ。関西在住歴が人生の半分を上回った私でも、ミナミの雰囲気に慣れるにはもうちょっと時間が必要だ。

そんなミナミには、長らく営業を続けている純喫茶がある。いくつか有るけれど、その代表格が「アメリカン」という店だろう。商店街のど真ん中にあるから、雨の日でも濡れずに行ける。行き方は、私はアウェイなのでうまく説明ができないが、「かに道楽」の本店のすぐ近くだ。かに道楽のカニのオブジェを正面に見渡す筋がある。その筋の左側に、「純喫茶アメリカン」はある。

例によって生野・南巽の「福徳温泉」に行った後、ふと純喫茶に行ってみたくなった。

ちょうど大阪メトロが「純喫茶めぐり」なるキャンペーンをしていて、そのパンフレットが目に入ったせいだ。

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Osaka Metro沿線のおすすめ「純喫茶」店舗を紹介 !心の「活力」をチャージ「純喫茶めぐり」キャンペーンを実施します|Osaka Metro

 

キャンペーンは3月中に終了の見込みだが、純喫茶は閉店しない限りは今後も訪問可能だ。

 

して、アメリカンに入店する。初めての店内、入口右にはケーキのショーケースが置かれ、2階に上がる階段が左手に。ケーキのショーケースの奥にはお会計台があって、アテンドも大抵そこでしてくれる。

手前側の席は結構埋まっていたが、奥に行けば空席があるとのことで、奥に進む。

21:00近い時間だったのに、比較的若い層がケーキやカフェオレなどを楽しみながらくつろいでいる。

4人掛けのボックスシートも喫茶店仕様だ。内装はなんだか大阪万博岡本太郎を彷彿とさせるような不思議な、でもお金かかってそうな造り。電飾とか、目の形のような照明とか。ウェイトレスさんの制服、黒×白も、なんだかレトロで、それが好きな人もいるんだろうなぁ。

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メニューはドリンク、ケーキ、軽食、といかにもな喫茶店レパートリー(詳細は後述)。

ここはプリンアラモード系が売りらしいので、「プリンサンデー」をオーダー。

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こんなのが来たよ。プリンは自家製だろうか。また、この入れ物といい、スプーンといい…昭和感満載だ。

 

まあ、晩は「お茶しない〜」で、ドリンクだけとかケーキセット目当てに入店する人が多いのだろう。で、昼は対応できるの、と思って軽食メニューを見る。

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ピラフにカレーあたりまではどこの喫茶店にも有るメニューだけど、「ビーフカツ丼」ってのが、いかにも大阪ならではだ。ちなみに丼にしない「ビーフカツ定食」というメニューもあった。もはや、喫茶店の域を超えているな。。。