関西ローカルフードというのか、大阪神戸でだけ局地的に食されているウインナーがある。
ポールウインナーという、細長い、オレンジのラップに包まれた食肉製品。スーパーのハムソーセージコーナーで売られている。
ただ、一説によると、このポールウインナー、関西しか流通していなくて、他地域で見かけることはほぼ無いらしい…
確かに、子どもの頃(小学校中学年くらい?)に、一度食して、その美味しさに衝撃を受け、忘れられない味になっていたのだが、その後に住んでいた横浜では出会うことが無かった。
そんな懐かしい味の思い出すら忘れかけた、20余年後に、その味と再会する。
よく行くスーパーは、伊藤ハム製品をご贔屓によく並べていて、特売も頻繁にやっている。
懐かしの味の正体は、平積みにされた袋詰めのポールウインナー、それだった。
このウインナーは、そのまま食べる前提なのか、ラップを剥がしてそのままかぶりつく。おやつにもってこいなので、冷蔵庫に常備したい。おじさん的発想ならば、酒のアテだろうか。
いずれにせよ、料理の具材にしようという発想はあまり無い。
一袋298円で買えるときには購入して冷蔵庫にストックしているが、ある時に、袋と一緒に同じような形態のボールペンが貼られていた。
ノベルティがボールペンって、と思いつつ、ボールペンはポイっと自宅の引き出しの中に投げ入れたが、後で調べてみたら、このボールペン、なかなかのレアものらしい。通常は工場見学に行かないと入手できないモノらしく、急に神々しく思えてきた(笑)。