サバイバル日記Ⅱ 163日目その２　旅の準備

終業後はスポーツクラブに寄って風呂だけ入って帰ってきた。明日から東京行きなので、荷作りをしないといけない。

10年以上前にいた部署は同じ組織の中ではめちゃくちゃ出張が多くて、年に５，６回は泊まりの出張があった。それまでの部署や今いるところなど、泊まりの出張は年に1回あるかないかだから、その差はすさまじい。そして、その部署に配属になる直前に、長年どうしても欲しい、と思っていたRIMOWAのトロリーを遂にドイツで入手していたのだが、そのキャビントロリーは出張時に大活躍することになる。2泊3日東京行きにジャストなサイズなのだ。着替えや持ち物が少ない人ならば、3泊でもいけてしまうかもしれない。

あと、持ち物については、標準的なパックリストを作っていて、それに基づいて必要なものをスーツケースに突っ込めば終了。通常は、キャビントロリー＋手持ちバッグ（ヴィトンの肩掛けできるショッパートートが長らくデフォルトだったけれど、今回はORCHIVALのMサイズで行くことにした）なので、手持ちバッグにはすぐに使うモノや貴重品を入れておく。

　昔に比べて荷物が減ったなあと思うのは、まず化粧品や風呂道具がかなり洗練されて要不要の見極めがなされたのか、その辺りのものはかなり圧縮された。あと、デジタルガジェットもコードやアダプターが汎用化されたのは荷物減らしに貢献している。PCを持たずにiPadとキーボードだけ、というのも軽量化、コンパクト化の技だ。出張や旅行に行った後、新たに「これは持ってきた方がよかったな」と思うものがあればパックリストに追加する。それを細々と繰り返して、だんだんパックリストが自分にとって最適化されてきた気がするのだ。