ニュータウンの中は想像通り一般公衆浴場(街中銭湯)は無い。
しかし、同じ市内でも、ニュータウンではない昔ながらのエリアにはまだ銭湯が残っている。
阪急千里線の豊津駅を降りると、西に向かって商店街が伸びている。どうやらずっと歩いていくと北大阪急行の江坂駅に辿り着くようだ。
商店街の雰囲気がなんとなく好きで、途中下車して歩いてみたら道中に昔ながらの銭湯を発見したのが6月半ば。その時は、この銭湯のすぐ近くにある中華屋が目当てで、その時はなぜか素通りして帰宅してしまった。
それから約1ヶ月、また同じ中華屋で今度はエビチリを堪能して、やはりここは素通りできない、と寄り道。
看板に「サウナ」「水風呂」と書いてあるから、それなりの装備はあるのだろう。
中に入ると、意外に受付は広くてフロント式になっていた。女将さんが座っていた。記載は無いけれど、訊いたら貸しタオルが50円で用意されているらしいので、追加料金払ってタオルを借りる。
さらにご丁寧にシャンプーや石鹸が置いてないから、とパックに入った1回分のをカウンターで購入できた。
さて、中に入ると、これまたトラディショナルな大阪スタイルの銭湯である。
女湯は入って右側に浴槽が寄せてある。踏み込み段もあるし、とにかく東京から来た人がみたら「なにこの配置」と驚くであろうザ・大阪な風呂屋スタイルを貫いていることは間違いない。
浴槽はそのメインの他に、サウナに向かい合う位置に四季風呂なるものが置かれていたが、おそらく今は入浴剤を入れるのを中止しているのであろう、普通のお湯がポコポコとなっていた。
メイン浴槽も奥側が気泡風呂なのだが、おそらくその奥側の(旧)四季風呂は少し湯温を下げているようだ。
今回はサウナは入らなかったが、別料金で200円とのこと。
サウナの隣にしっかりと水風呂がスタンバイしているのは良い配置だ。
ちなみに、サウナでなくても普通の浴槽と水風呂を交互に行ったり来たりするだけでかなりキマる。
おそらくあと1回2回は中華屋に行くだろうから、その帰りにまた寄りたい。
福助温泉
アクセス 阪急千里線豊津駅から西に6−7分
営業時間 15:30-23:00
定休日 金曜日
シャンプー・石鹸 備え付け無し(フロントで販売あり)
サウナ あり
水風呂 あり
