久しぶりに大阪市内、それも梅田より南の銭湯に行く。
ここは、若いオーナーが銭湯改革に力を入れている、と評判の銭湯なのだが、個人的には自宅からのアクセスがあんまりよくなくて、噂を聞いてもすぐに訪れることが叶わなかった。
今月末で「あまから湯めぐり」も終了となってしまうので、期限が切れないうちに行こう!と重い腰を上げた…というわけ。
今回は、大阪環状線の「西九条」から少し歩いてみることに。
晩だったけれど、程よいぬるい気温と風の中、西九条駅を降りると裏道はすぐに住宅街。
六軒屋川を渡り、すぐのところに千鳥温泉はある。
下駄箱は結構な数収納可。
あと、フロント式になっていて、待ち合わせもばっちり。
フロントの奥には自転車置き場もある~。
お風呂入ってる間に自転車盗られたらどうしよう、という不安に駆られることもなくなるね、ここに停めておけば。
で、噂によると乾式サウナが無料(ただしバスタオルが必要、持参してなくても50円で借りられる)ってことで、50円でタオルを拝借。
店の作りはなんだか十三の宝湯にちょっと似ている。
脱衣所は結構広くてゆとりがある。
あと、サウナが脱衣所にくっついているところも宝湯と同じ設計。
(サウナの後水風呂に入る時の動線は、サウナ→脱衣所→水風呂、となる)
晩の8時半ごろお邪魔したのだが、女湯は私と入れ替わりにお客さんが出ていったら、貸し切り状態になってしまった。
洗い場は右側にカラン多め。
奥にタイル画、T字型にせり出している浴槽がユニーク。
右側は浅いぬるめの浴槽、真ん中は泡とジェット、手前が深めのお風呂。
左側に電気風呂配置。
ただし、右のぬる湯以外は総じてお湯が熱い!
恐らく、今まで巡った関西の風呂屋の中では、トップ3に入るだろう。
(個人的感触では熱さNo.1は芦の湯、No.2がここ千鳥温泉、No.3に扇港湯)
そういうわけで、ぬる湯につかる以外はほぼサウナ→水風呂→休憩していた。
サウナは乾式、相生湯よりは大きい。平均的な体格の人だったら5人で満員(でも5人で入りたくはない)。
割としっかり温まる。最初は9分いけたけど、2セット目は7分過ぎたらちょっと苦しくなった。でも耐えた。
水風呂はよく冷えている。体感では18度くらいかな。
横長で2人は入れるだろう。十三・宝湯よりほんの少し小さいけれど、外にサウナがあるせいか、位置関係も宝湯に似ている。
湯上りは自販機が脱衣所に置いてあったので、思わずキレートレモンを購入してビタミンチャージ。
特筆すべきことといえば、
ここの鏡広告は、他所に例を見ないほどぶっ飛んでいる。
そう凄いのかは…現場に行って、自分の目で確かめてほしい。
そして、店を出た外壁に富士山。
やはり銭湯には富士山のペンキ絵がマストって心意気かしら。
千鳥温泉
営業時間 14:30-23:00
定休日 火曜日
またはJR環状線「西九条」駅から徒歩10分ちょい。
サウナ 有り(しかも追加料金不要!)
ただし、バスタオル持参か50円でバスタオルを借りること
水風呂 有り
よく冷えてる。18度くらい。
お湯の設備 浅風呂(ぬるめ)、深風呂(熱い!44度くらいある)
ジェット+バブル(ここも熱くて44度くらい)
電気風呂(42度くらい…?電気の強さは中の上)
備考 隣りにコインランドリーあり
自転車店内預かりあり