昨日は通院のため半日午前中だけの出勤だったものの、ちょっと朝から上司とのギクシャクがあり、曇った気分で帰宅した。
カオティックな気分を鎮めるためには温泉に行くしかない。
病院に行った後、いつもの風呂屋に向かって1時間半過ごした。
午後5時の銭湯は常連のシニアがいるだけで空いているのかと思いきや、見積もりが甘かった。
パート帰りだかスポーツクラブ帰りだかの、集団のミドル世代の常連さんで溢れていて、むしろ晩より風呂の中が窮屈なくらいだった。
ただ、18時を回ると夕食の準備があるのか驚くように人がいなくなった。
静寂を取り戻した露天風呂で暫しの寛ぎを得て帰宅、就寝。
しかし、気を鎮めたせいか、週の最後の今日は明らかにローな気分で出勤時間を迎えた。
働き過ぎで疲れている、とか、そういうのとは違うところから来ている気分の落ち込み。
昨日のネガティブなやり取りが尾を引いているのかなあと暗い気分になりつつ、いつもより遅い足取りで職場に向かう。
歩くことに慣れた日常なので、足は動くが気分は思い。
例によって始業30分前に職場に着くと、昨日ちょっとこじれた上司は既に出勤していた。
この際、直接話をしてハッキリさせた方がいいだろう、と通勤途中で腹を括ったので、時間を作ってもらった。
1日に今の部署に異動となり仕事が始まったが、時節柄バタバタしすぎていて、上司とちゃんと話をしたのは今朝が初めてだった。
何を話したかったかというと、自分の休職の背景(どういう症状でどう過ごしていたのかとか)、今の状況と主治医から言われていること、その辺りが人事課などから引き継がれているのかどうか–昨日の拗れはそれが伝わっていないからではないか、と思ったからだ。
結果的には、やはり自分が期待したほどには情報は伝わっていなかったようで、今回まだ月2回くらいは通院しながらの勤務であることや、なぜ残業制限、休日出勤制限の申し出をしたのかは理解してもらえたようだ。
「話しに行きにくい」人ではないので、お互いバタバタしてはいるのだが、少しの時間でも話をしておくことは関係構築のためには必須だ…。
今日も忙しい一日だった。
でも、365日前とは全く違う、充実した一日。
今日はイベントデーだったので、対応も多かったが、懐かしい充実感が心身を満たしていた。
周囲のみんなが「早く帰らなくて大丈夫か?」と心配してくれる。
ありがたいが、時節柄、どうしても「今日やらないといけない」という案件も多く、引き継ぎの説明を受けながらなんとか1時間半くらいの超勤をしてやっつける。
嗚呼、無事社会復帰最初の週を終えることができた。
今でも、来週どうなるか心配は尽きない。
でも、とりあえず、1週間、なんとかなった。
あとは、明日のことだけ考えよう。