サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記32日目(寄席は諦めて遂に1日4湯達成な誕生日)

トーキョー風呂巡り3日目。

天皇即位2日目なので、特に銀座界隈では一歩ホテルの外に出れば令和令和フィーバーである。

まーでも私たちは改元を祝うために東京に来たわけではないし、一昨日昨日今日と特に変わらない、カレンダーが例年と違って毎日赤くて堂々と長いGWを楽しんでいる、ただそれだけである。

軍資金が尽きるか、ふやけ過ぎるか、高血圧でぶっ倒れて病院送りになるか、帰りの飛行機の制限時間のいずれかが来るまで銭湯巡りをするぞという勢いなので、朝風呂も組み込んでみた。

鶯谷に、朝風呂をやっている「萩の湯」という銭湯があるらしい。

鶯谷、といえば、ラブホテル街…というなんか如何わしいイメージをよそに、駅から歩いてすぐのマンション型の銭湯だった。

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夜行バス組なのか、これから帰宅組なのか、玄関にはキャリーケースがたくさん置かれている。なるほど、そういう手があるのか。

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ここは、スーパー銭湯並みの設備で、お湯も炭酸泉や露天風呂などたくさんありすぎ!

1時間では足りないくらい楽しめた。

 

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お風呂に入ればカロリー消費、当然お腹が空く。モーニングはそこから少し歩いたレトロな喫茶店に行くことにした。

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カヤバ珈琲。既に行列ができている。

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サンドイッチもあるが、敢えてのたまごトーストをチョイス。

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ゆったりとした時間が流れる雰囲気のお店だった。

 

その後、地下鉄で移動し、表参道や渋谷で少し都会の空気を吸った後、小田急線で祖師ヶ谷大蔵に向かう。

ここは私の個人的趣味で行きたかった「そしがや温泉21」があるのだ。

学生時代の半分は小田急で通っていたので、いつでも下車できたのだが、祖師ケ谷は各停しか停まらないし、縁が無かったので全く知らない街だ。

そういえばお腹が減っている。またもや食い意地センサーを働かせ、商店街の中にあるお蕎麦屋さんに入った。

普段、蕎麦はあまり好きでないので自ら蕎麦屋を選ぶことはほぼ無いので、どうしたセンサー、という感じだったが、1時半を過ぎてもほぼ全ての席が埋まる店だから間違いはなかったのだろう。

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天ざる、美味しかった。

そのまま「そしがや温泉21」に直行。

ここでは敢えてサウナ付きプランを選ぶ。

サウナに入りたいからではなく、ここには(何故か)プールが付いているのだ。

一度裸で泳いでみたいなあ、という感覚を試すべく、実際にやってみると、やはり解放感がハンパない。

 

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本当はこの日は新宿の末廣亭に行って寄席を見ようか、と話していたのだが、その前日、浅草演芸ホールで満員札止めが出ていたので、それを知って末廣亭に行くのは諦めた。(何某さんの真打披露公演らしく、春風亭昇太とか有名どころがいっぱい出るみたいで、恐らくかなり早くから待たないと入れないとみたので…)

代わりにスカイツリーが見れる、と噂のこれまたビル型の銭湯に行くことにした。

錦糸町にある「御谷湯」というところ。

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風呂屋に向かう道中。目の前にスカイツリー

確かに…露天風呂から「チラッと」スカイツリーは見えた。

しかし、余りの混雑ぶりに驚愕。

夕方のゴールデンタイムに行った自分を責めた。

ちなみにこのお風呂屋さんのすぐ近くには相撲部屋(高砂部屋)があった。

 

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なんとなくの不完全燃焼を引きずって夕食タイムになったが、実は夕食も不完全燃焼だった。

東京に行くと割といつも寄る店で、予約も入れていたのだが、GW中の食材発注が甘かったのか、メニューの品切れが続出。また、オーダーミスもあったりして、正直サービスのクォリティーが下がっている、と失望した。敢えて店の名前は挙げないけれど、今後訪れることは無いような気がする。

 

ガッカリの中、気分を上げるために、相棒が「晩遅くまで行ける銭湯」を発掘してくれた。

東銀座から地下鉄で数駅、人形町にある「世界湯」。

行ってみてびっくりした、渋過ぎる作り。

綺麗なタイル貼り、素晴らしいペンキ絵(女湯は立山かな?男湯は富士山ぽかった)、左右と真ん中に直列のカラン、奥にはシンプルに44度の浴槽。

脱衣所の坪庭や籐籠など、ため息モノだ。

 

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夕方から夕食までの撃沈を、世界湯が救ってくれた。

一日4湯はさすがにやり過ぎだけど、まあたまにはいいだろう。

今年の誕生日はふやけまくりの一日となって幕を下ろした。