サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

ニュウヨーク出張東京編10:世界湯(人形町)

夕方ゴールデンタイムにお邪魔した御谷湯はゆっくりできなかった。

人の多さにちょっとしり込みしてしまった。

その後の夕食も、ちょっと期待外れでショボーン、な一日の締めくくりになるのか、と思っていたところ、

「最後の1軒で大逆転だ!」と相棒が言い出す。

何処に行こうと、と問いただすと、人形町に「ええ雰囲気の銭湯」がある、と調べたらしい。

電車で行くと数駅だけど、宿まで歩けない距離でもない。

ええい、なんとかなるやろ、と腹を括って向かったのが、世界湯@人形町

人形町って、銀座からほど近いけれど、用事がないから足を踏み入れたことも無く。

晩の静まった街をとことこ歩くのは不思議な感じだ。

で、やってきた入り口。

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すんごい渋さを感じさせるエントランス。このまま進むと真ん中で番台に突き当たる。

かなり高さのある番台だった。

22:40くらいの入店だったので、長くは居られないな、と思っていた。

そもそも、東京の銭湯はお湯も熱いので、長風呂向きではないので、「場所を拝みに来た」モードで入場。

 

人形町という場所柄もあり、時代が止まった昭和前半の面影を濃く残す内装。

風呂場も、左右、センター縦向きカランの東京スタイル

中央のカランは鏡がないので低くすっきりしているのが特徴。

湯舟が2種類のみ、サウナも水風呂も無いシンプルさが潔い。

 

私が風呂場から出た23:10過ぎに入店してくる常連さんと思しき方も。

使い込まれた籐のカゴを借りて着替えをしていると、まさに「ここは来てよかった」と感じた。こういうノスタルジック銭湯は、なかなか普段来れない。

最後に逆転、ということにしておこう。

 

世界湯

東京都中央区日本橋人形町2-17-2

東京メトロ都営地下鉄人形町」駅から徒歩5分弱

営業時間 15:00~23:30

定休日 月曜日

浴場組合提供によるHP:http://www.268chuou.com/list/detail06.php