時間帯的に夕暮れの頃、我々は「次なる風呂」をどこにするか悩み、結局錦糸町にやってきた。
相撲部屋(高砂部屋)からほど近い街に、天然温泉があり、露天風呂からチラッとスカイツリーが見えるとか。
それは風情がある…と思って錦糸町駅北口を出たが、歩くと結構遠かった!
たしかに、HPや銭湯マップでは「錦糸町駅からバス」と紹介されている。
まあ、風呂入るから、汗は流せるけどね…
こうやってどどーんとそびえ立つスカイツリーを横目に見つつ、銭湯に到着。
御谷湯。
ビル型銭湯で、中に入ってエレベーターでそれぞれのフロアに入る。
中は改装されてとてもモダンな作り、綺麗なのでスーパー銭湯っぽい。
低温(水風呂)、中温、高温3種の温泉があり、ここも茶黒いお湯だ。
そしがや21ほど真っ黒くはないけれど、蛇骨湯然りの茶黒系。
更に洞窟みたいな奥まった薬湯(ぬる目)があって、落ち着いて入れるので個人的には好きな空間だった。(けれど、薄暗いしお湯の温度も低めなので、閉塞感が苦手な人には逆に不向きかもしれない)
どうしてもスペースの関係なのだろう、洗い場は狭くカランの数も限られている。
我々は珍しくゴールデンタイムに突撃してしまったようだ。
カラン待ちの為に、裸で立ちんぼになること数分、ようやく身体を洗うことができた。
余りの混雑っぷりに、他のお客さんの為にも早々に退散することにした。
帰りの時間帯には、既に下足箱あるいはロッカーの不足故に、満員札止め状態になっていて、順番待ちの人がいる状態だった。
スカイツリーを楽しみたい人は、ゴールデンタイムを外して訪問されることを強く推奨する。
でも、ワンコインで下町とスカイツリーの夜景、露天風呂とおいしさいっぱいのこのお風呂屋さん、行く価値はあります。
御谷湯(みこくゆ)
東京都墨田区石原3-30-8
営業時間 15:30−26:00
不定休
公式HP: http://mikokuyu.com/