サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記165日目(心の拒絶は意外に深い)

自分の担当している仕事の絡みで、9ヶ月ぶりに支店に行くことになった。

例の、サバ生活を送る元凶となった処である。

他の人に代わってもらうこともできたかもしれないが、ローテーションを組むときはあまり深く考えずに、自分の担当だからと、自分が山奥入りすることが当たり前のように思っていたし、そんなに頑なな気持ちは無かった。

しかしいざ前日になると気持ちが重くなってきた。

冷静になったのか。

行けないことはないが、どうもあの「場所」も元から好きになれないし、何より、かの地に行って「ポジティブな気持ちになれない人」とは会いたくない。

しかし、もう誰かに代わってくれと言えるリミットは過ぎていた。

今日の朝は気合を入れていつもより少し早く起きた。

1度の乗り換えで現場入りできるアクセスを選択したので、いつもより早く家を出る。

運良く電車で座れたが、気持ちが上がらない。

乗り換えた後も、気分は沈んだまま、何も考えないようにしていたら、いつのまにか寝入っていた。終点だから乗り過ごす心配は無いが、どんよりした気持ちで下車。

昼までの仕事を半ば仮死状態で乗り切り、約束の時間になったら一刻も早くその場を立ち去ろう、そのことだけを考えていた。

用事があったのは昨年使っていたのとは別の場所だったのが幸いだ。

帰るときも、去年とは違うルートを使って、前のことを想起させないように意識無意識のうちに動いていた。

激しいパニックやフラッシュバックこそ無かったけれど、常に、かつての知りあいに「会わないように」「関わらないように」と気を張り詰めるのは疲弊する。

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とりあえず、彼の地に足を踏み入れることも、今の私には精神衛生に宜しくない。

それを重々体感した。

心も身体も重くなり過ぎたので、少しでもコチコチになったパーツを解きほぐすべく、マッサージに寄らずにいられなかった。