サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記853日目(1人で野外活動・1日目)

8月はキャンプの予定がそれなりに入っている。

しかし、この週末、すったもんだで予定が二転三転、せっかくなのでソロキャンプに出かけることにした。

兵庫県民ならば地元を大切に、と、但馬方面に出かける。

今日向かったのは養父市。自宅のある西宮から養父に行くには大きく分けて2つ。播但道を通るか、舞鶴道経由で北近畿道を使うかだ。

個人的には播但道に良い思い出がない(笑)ので、舞鶴道をチョイス。正しい選択だったと思う。渋滞も無く、快調に走って、余裕の到着。

 HP上では、14時からの受付、となっていたけれど、13:30にはスタッフさんが到着、早めにチェックインの手続をしてもらう。

ここそまでは快調。持参したワンポールテントもつつがなく立ち、設営完了。

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しかし。

この後は、いままでになく難儀な野外活動が待っていた。

16時30分ごろから、早めの夕食準備~、と思い、焚火を始めようと試みる。

が、まったく着火しない

勿論、ズブの素人ではないので、いきなり薪に火をつけようとはしていない。

が。一瞬降った夕立ち、それに猛烈な湿度の高さが、焚火を阻んでいる。

どんなに頑張っても、枯れ枝細木を1本先っちょを燃やして、オシマイ。

先日ダイソーで手に入れたカトラリーラックを取り出し、煙突効果を狙ってみるが、それでも立ち消え。

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あまりのヘタレで、新品持ってきたチャッカマンはガス切れになる(!!)。

お隣さんから火を分けてもらう(それも2回!!)が、それも消えてしまい。

最後の頼みの綱で、SOTOのバーナーで細木を炙り続け、なんとか焚き火になったのはなんとびっくり19:30過ぎ。

今宵は炭火で鰻を焼こう、とか、メスティンで燻製を試してみよう、とか思っていろいろ持ってきたのだが、火の番で文字通り「疲労困憊」となり、夕食は先にバーナーを使って作ったトマトとモッツァレラチーズの焼いたやつだけ。

 

悲しい(!?)ことに、20時前に焚き火が「育って」きたので、ここで止めるのも悔しい、と、1664ブランを飲みながら焚き火続行。

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このキャンプ場は自然が豊かだけど、炊事場やトイレまで少し歩かないといけない。21時を過ぎたあたりで薪を入れるのはやめ、頃合いを見計らってトイレに行くと、文字通り満天の星だった。

歯を磨いて戻ってきてもまだ炭は鎮火していない。困ったなあ、そろそろテントに引っ込みたいのだが、と悶々していた時に、思い出した。今回もう一つ持ってきていた小道具。ダイソーで買ったオイルポット、キャンプ場では火消し墨壷に転用である。

火ばさみで炭を次々拾い上げ、ポットに入れていく。蓋を占めて、酸素を絶つ。

今までで一番苦労した野外活動体験かもしれない。

<教訓>

・焚き付けは多めに用意する

・ガストーチライターも持参する

・こまめな水分補給、夏場は特にスポドリ推奨