サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記959日目(南光自然観察村から帰る)

そういえば、昨日、隣のサイトは最初は空いていたが、2つ小さなテントが晩には立った。

奥には玄人っぽい細長いテント。どうやらキャンプ歴長いベテランのおじさまのようで、1枚のタープを上手いこと細長い△の形にしてテント代わりにご宿泊のようだった。ソロキャンプなので、出入口の前で全て完結の設営だろうか、風除けのアルミ板もがっちり立てて気ままな一人の週末を満喫されている様子だった。

そして、すぐ隣のゾーンは夕方遅くまで何もなかったが、暗くなるタイミングで、ひとつ小さなテントが建った。サーカスパンダ、赤い小さなワンポールテントで、中にはDODの小さなテントをカンガルースタイルで入れている。

しかし、そのテントは住人の気配を感じず…晩になっても焚き火の気配なども無く…一体なぜここにテントを立てているのだろう、と訝しげに思っていたのだが。

翌朝テントから出てこられたのはナウでヤングなオネーチャン…ではなく、30代くらいの男性だった。意外な展開だ。恐らく、なのだが、ライダーさんで、ツーリングの途中の寝泊まりする場所としてキャンプ場を選んだのではなかろうか。そう思えばすべて合点がいく。バイクだったらば積載量にも限りがあるから、アイテムは小さめになるし、キャンプ場に来るのが「寝る」目的ならば、焚火も凝った料理もする必要が無い。

 

閑話休題、我々は7時前にようやく寝袋から脱出する。

さすがにあれだけの寒さ予防をした成果か、寒くて寝られない、というのは無かった。敵は尿意だけだった(苦笑)。

他のテントでは狼煙のように煙が上がっている。朝から焚き火再開という感じだ。ただ、我々はいつも朝食後はすぐに退散してしまうので、焚火をすると後片付けに時間を要する、というわけで朝はバーナーを使ってお湯を沸かし、コーヒーを飲むのと、今回はハムエッグを作るくらいで終了。

あとは撤収に向けて道具をだんだんと片付ける。今回は雨も無く地面もそこまで濡れていないので、テントを畳むのも「ピザ方式」を導入して割とスッキリ綺麗に畳むことができた。

10:30頃には積み込みを完了させ、キャンプ場を後にする。

帰りは新名神を初めて走り、川西ICで降りた後、湯櫻によってひとっ風呂浴びてから帰宅。