帰宅後、疲れている筈なのに、なぜか調理欲がむくむくと。
昨日までに材料を揃えていた焼きそばを作って、食べなければいけない。
食べなければ、と義務的に言うのは、もやしを使い切らなければいけないからだ。その日に買ってその日に使うのが理想なのだろう。いくら冷蔵庫という文明の利器があっても、何日も置いておくのはよろしくない。
他には、先日の残りのタケノコ水煮、キャベツ1/8、ネギ1/3、豚肉。これだけで、結構なかさになった。
最近実感したのは、お店のように美味しく作るコツは、「欲張って具を入れすぎない」こと。家庭で作ると、つい栄養のため、とか、残り野菜消費のため、と、いろんなものをドカドカ入れたくなる、が、そうすると、いろんな意味でバランスが取れなくなってしまうのだ。
さて、例の中華鍋を出し、油を鍋に回す。これだけで何故かワクワクしてくるから幸せだ。やはり、ザルいっぱいの野菜は、この中華鍋では一気に炒めるのは無理。半分に分けて作ることにする。
もやし半袋とその他の具材に、焼きそばの麺一袋を投入。それでも割と具が多めに見える。
焼きそばソースの買い置きが無かったが、中農ソース、ウスターソース、更にオイスターソースと、ソースを重ねて味付けをすれば、完成。
残りの半分は、味を変えて、カレー焼きそばにしてみた。塩胡椒の下味の後、カレー粉を満遍なく振って炒める。一皿目のソース味とは全く違う味になった。そして、意外(!?)なことに、粉チーズのトッピングがマッチする。同じ材料でも、味付けでここまで様変わりするのか、とビックリした。
変に体力気力を使ってしまったが、まぁそれはそれでよしとしよう…。