サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記1118日目(お別れ入浴に行く)

十三・木川にある「ゆーらく」が4月末で閉店、というのは既に書いた通り。

 

sabasabadays.hatenablog.jp

 

常連というほど通ったわけではないけれど、理想的な街中銭湯だったのでなんだか淋しい…

「会いたいと思ったら会っておかないと次は無い」とおもわされることが増えた。人も風呂も一緒だ。

仕事をなんとか切り上げて、十三に向かう。まずは駅近の「桐麺」で腹ごしらえ。

お腹を満たしたあとはテクテク歩いてゆーらくへ向かう、のだが、十三という土地柄、阪急の踏切があちこちにある。そしてほぼ「開かずの踏切」状態だ。神戸線宝塚線京都線…一つ抜けてもまた次が、と、まるでゲームのような勢いだ。ただ、間違ってもくぐり抜けたりしてはいけない。それこそ命に関わる。

さて、商店街を歩いていくこと約10分、目的のゆーらくにたどり着く。

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本当に、閉店しちゃうのか、と実感が湧く貼り紙。

フロントで料金を払う。PayPay対応なのに閉店かぁ…

21時半、中には5-6人、シニアの方も多いけど、途中で大学生くらいの若い子も入ってきて、幅広い年代に支持されているのが分かる。

ここ、前面の流れてくるお湯もそうだし、露天の手前のジェットバスも疲れが癒せる。そして露天ゾーンの濃すぎる薬湯「じっこう」も入っておかないと。

サウナも小さいながら2段式、温度湿度もしっかりあって温まる。

外の打たせ湯、白湯、薬湯と浸かりながら、こんないい銭湯が閉店してしまうなんて、本当にこの2年のコロナ禍とウクライナ情勢を恨めしく思う。

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最後、店を出て振り返る。

さようなら、ゆーらく。

いいお湯を、いいひとときを、ありがとう。