しんどい時に読書は向かない、が、何故か古典の名作、トルストイの「クロイツェル·ソナタ」を読み始めてしまった。そろそろいい大人なのでロシア文学に向き合ってみないと、と思って「罪と罰」を2年前だったか、がんばって(⁉︎ )読破した。そして、ほんの少しだけ、ロシア文学の奥深さに触れた。
さすがに、今再びドストエフスキーの長編に向かう気力は無いなぁ.…と思っている時に手にしたのがトルストイ。「クロイェル·ソナタ」は、文庫本半分くらいだから、読んでもなんとか最後までたどり着けるだろう。
詳細はネタバレになるので省くけれど、19世紀、ロシアの貴族(=農民農奴じゃない人)の生活光景を想像しつつ、訣がなかなか読みやすくて面白いので、一気に読み切ってしまった。
タイトルにもなっているrクロイツェル·ソナタ」の曲は当然知ってはいるけれど、この小説を読んだ後では、きっと全く違った音、音楽に聴こえるに違いない。