サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル日記352日目(ようやく「罪と罰」1巻を読み終える)

2020年の目標に、「月に1冊はいわゆる名作を読む」を上げた。

最初に選んだのがアカン本だったのかもしれない。

ドストエフスキーの「罪と罰」。

 

罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)

罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)

 

 

ロシアもの、しかも文庫でも分厚い3巻もの。まあなんだっていきなりそこ⁈と思われても仕方ない。

たまたま目標を書いてたその時に「おそロシアに行ってきた」という軽〜い紀行エッセイを読んでいて、その著者が「これなら割と面白い」と言っていたからだ。

おそロシアに行ってきた

おそロシアに行ってきた

 

 

 

おそロシア」を書く軽いノリの彼が「面白い」といったのだから、まあ試してみるか、とこれまた軽いノリで決めてしまった。が。

正直、最初はつまんないよ。

やたらと、登場人物が増えてくる。アンタ、誰やねん、とツッコミを入れたくなる。前半部分は、「何を言っているのか分からん」部分も多い。

ところが、半分ちょい過ぎから、言うならば、モノクロ映画に急に色が付くように、劇的に「入ってくる」ようになる。

そうなれば、やたら場面が変わり、人が増え、というのも「この人この後で何やってくれるんだろう」と楽しみに待つばかり。

下衆な言い方だが、あの海外連ドラ「24」ばりだ。

 

Midnight - 1:00 A.M.

Midnight - 1:00 A.M.

  • 発売日: 2015/01/01
  • メディア: Prime Video
 

 

そして、驚くべきことに、1巻の中では時の流れとしては24時間経っていないことになっている

さて、明日からは2巻に突入。光文社文庫はご丁寧に「登場人物一覧」のしおり付きなので、このしおりは無くさないように注意して読まねば。