サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバ生活シーズンⅡ 50日目(そろばん独習1週間経過)

そろばんの独習を始めてから1週間が経過した。ほぼ毎日30分程度、簡単な練習問題をやっている。

おかげで、どうにか、基本中の基本の足し算引き算については学習した。

子どものころ、確か小学校の授業でも「そろばん」があったけれど、あの限られた時間で修得できることはほとんど無くて…「5珠」と「1珠」の存在を覚えたくらいか。その後は、実際にそろばんを使いこなすこともなく、そろばん塾に通っている子以外は、机の上で球をカーッと走らせて遊び、自宅の押し入れの奥にしまわれたままとなったのだろう。なんとも勿体ないツールだ。

今回使っているのはネット上にあった「大人向けそろばん独習講座」だ。なので、珠の動かし方にも順序があって、「3」+「4』の時の五珠を下げるタイミングとか、(5珠を降ろしてから1珠を2つ取る)、「10」-「2」のやり方(10を引くのだが「8」引きすぎるので、十の位にある「1」を取った後、一の位に「8」を加える)とか。

最初は「あれ、5珠入れるのが先だっけ後だっけ」とか、繰り上がり栗下がりの時の珠の動きが着いていけず、動きが止まってしまうことの方が多かった。

けれど、昨日今日辺りからは、気がついたら1週間前のようにいちいち止まらずにスッスッと手が珠を動かしていることもある。驚きだ。正に、トレーニングの賜物。

子どものそろばん塾だと、恐らく上のようなまどろっこしい説明は省いてしまって、「この数字の時はこう動かす!」的に教えているのかもしれない。けれど、大人だったら頭の中での足し算ができるから、そろばん上ではこういうロジックで珠を動かすんですよ、と説明を挟んでもらったほうが逆にスッと理解できて呑み込みやすく、結果として手も動かしやすくなるのだろうか。

実は私は計算がとても苦手で、簡単な2桁3桁の筆算でもよく間違えるくらいだ。けれど、そろばんを使って2桁の数字を5つくらい足していってもほぼ間違いなく計算することができるようになった。(最初の2日くらいは、繰り上がりの原理が分かりにくくて何度もつまずいた)。

そろばんは指の体操、右脳のトレーニングで、普段筆算や暗算で使っているのとは違う脳の部分を使っているというのが実感として分かる。

基本的な足し算引き算のやり方を覚えたら、次はかけ算に入る。

子どもの頃は、どうやってそろばんで掛け算割り算するんだろう、と摩訶不思議だったが、とりあえず掛け算に関して言えば、九九と足し算の融合ということが分かった。

九九と、足し算する時の桁を間違えなければ、掛け算はできそうだ。

明日も引き続き、練習に励もう。

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