母親の入院・手術のために、帰省することにした。普段は妹があれやこれやと面倒を見てくれているが、それに甘えすぎるわけにもいかない。たまたま、週末東京で仕事があるので、それにかこつけて暫く実家の様子を見ることにした。
まずは父親をショートステイ先に預けるのだが、当初は午後からの入所と聞いていたので、朝一番の飛行機を予約した。朝イチといっても、自分が乗れる範囲なので8時発なのだが。いつもより１本、あるいは２本早いフライトだ。予定通り羽田には着いたが、今日は預け荷物があるのですぐには出られない。ターンテーブルに荷物が流れてくるのを待っていると、やはり15分20分は消費する。そのせいでバスを１本逃し、50分待つ。まあこれは予定通りの流れだ。そしてそこからリムジンバスで１時間。最寄駅に着いて普通の路線バスに乗り換え、更に10分。朝6時半に家を出て、実家に着いたらお昼前。なんとも長い旅だ。
そして、聞いてはいたが、父は既にショートステイに出かけた後だった。午前中のうちに送迎車が来て施設に連れて行ってもらえたらしい。それならばそこまで早出する必要もなかったのだが、午前中に送迎があると聞いたのは飛行機のチケットを買ってからで、予約変更不可のチケットだったから、「早く行く分には用事がこなせるから、まっいっか」ということにしていたのだった。
昼ごはんをどうしようかと思ったら、妹が駅前のパン屋である程度仕入れていたらしい。パンをいただき、その後母親の入院準備が滞りなくできているか確認。なんと、まだ終わっていないという。さっさとしないとダメではないか。。。足りないものが無いか、あったら夕方までに買いに行けるように、と早く準備を終わらせるように促す。
夕方、近くのスーパーに買い出しに行った。父も母も1ヶ月不在になり、この家に残るのは妹だけになる。妹は率先して料理をするタイプでは無いから、あまり生鮮食品を買っても仕方がない。ただ、今日明日の夕食のおかずが無いのも困るな…というわけで、最低限の野菜を買いに行った。トマト１個とか、きゅうり２本とか。あと、びっくりするくらい調味料の種類が少ないので、コンソメやポン酢も買った。逆に、冷蔵庫の中ににんじんが有り余っているので、この数日で人参を大量消費できるメニューを考えることにした。
結果、キャベツ、人参、マッシュルーム（これは買った）の野菜スープ、きゅうりとわかめの酢の物、人参サラダ（ナッツ入り）とおかず３品を作り、妹曰く「ふるさと納税」の返礼品でもらった鰻をいただく、という豪華な夕食となった。
21時過ぎに自転車ですぐのところにあるスーパー銭湯に乗りつけ、１日の疲れを落とす。
