せっかくの三連休なのに台風19号が日本列島に接近中。
しかも、聞き飽きた感ある「今までに無い規模」とか「史上最大の被害が予測される」とか言われてるけど、どうやら本当らしい。
ただ、我々のいる阪神間は、暴風圏を掠るかどうか、西の端だから影響は大したこと無いだろう…と8時過ぎに軽い気持ちで出かけてしまった。
さすがにちょっと台風風だったけれど、それは想定内。そんな時こそ送迎バスを使ってしまえ、と、三ノ宮駅の山側から送迎バスに乗って、あっという間にクアハウス到着。
3時間コースの心地よいモーニングニュウヨーク出張を満喫。
当然、こんな日にお風呂にいるのは、我々のような怖いもの知らずを除けば泊まり客かよっぽどのご近所さんだけだろう。風呂場はいつもよりかなり空いていた。
昨日ニュウヨーク出張できなかったので、しこたまサウナも堪能しよう、と、サウナルームに乗り込む。
サウナルームでは、サウナハット着用のプロサウナーと思しき方をお見かけする。しかも、そのサウナハット、どこかで見覚えのあるマークが付いている。
あ、コレだ!草加健康センターのラッコ!
一体どうやって入手されたのか、そもそもサウナハットってどれくらいの効果があるのか、とか、お話してみたかったが、水風呂休憩のタイミングが合わず、声を掛けられずじまいだった(ショボン)。
これから気分はドラマ「サ道」の中で「蒸しZ」を探し求めるナカタアツロウのようになってしまうのだろうか。
さて、インターバルで炭酸泉に浸かりながら「任侠病院」を読んでいたら、横にある窓が凄まじい音を立てている。僅かな隙間があるのか、ヒューヒュー轟音がする。僅か1時間ちょっとで、外の天気が豹変したようだ。
女湯は露天風呂も無いし、外が見える窓が無いので、外の様子を窺い知る事が出来ないので、その窓の凄まじい揺れで想像させる外界の様子がかえって恐ろしかった。
クアハウスはカプセルホテルだし、仮眠室も有るから、サイアク一晩此処で過ごすのもアリかな、と腹案を持って風呂から上がる。しかし、相棒は「昼メシ食べたら即退散だ、阪神電車止まってるし、阪急も特急運休してるからどうなるか分からないし」という。
せめて三ノ宮までは送迎バスで…と思っていたのに、送迎バスも「安全確保の為運行停止」と…
えっ、駅は遠くないけど、歩いて帰る方が安全確保できないすよ…
幸運にも、レストランで昼ごはんを終えた時点ではそこまで雨風は酷くなかった。
屋根付きの商店街を抜け、なんとか三宮駅に辿り着く。
こういう時は傘は役立たない。防水撥水機能付きのアノラックを着てきてよかった。
いつもよりかなり減速運転した各停の阪急に乗り、なんとか帰宅。
教訓:台風襲来が自明の時は不要不急の外出は控えるべし
皆さまも、どうぞご安全に。くれぐれも愚かな私の真似をされませんよう。