サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

261 再び実家へ:薬受け取りと買い物、ひとりで風呂へ

 実家の様子が気になったので、再び帰省することにした。父は施設にショートステイ、母親は入院しているので、実はあまり心配していない。むしろ心配しているのは妹のことだ。妹はこれまで通り普通にフルタイムで働いていて、平日終業後や土日に父のいる施設や母の入院している病院を回ってあれこれ世話を焼いてくれている。更に、急に(一時的とはいえ)一人住まいになってしまった自宅の維持管理もある。今回の訪問は、親よりも妹の慰労的側面が大きい。最初は「充分回っているから来なくていいって」と固辞していたが、少なくとも食事の準備くらいはやってあげられるし、ということで、半ば強引に押しかけることにした。

 今回は、行きはお盆時期ということもあって飛行機が取れなかったので新幹線にした。新大阪駅から乗車するのは久しぶりだった。乗車前に昼食を準備しようと思って見まわしたところ、大量の駅弁をラインナップしている売店があったので、そこで買うことにした。大阪に限らず、神戸や更に西のものも揃えておいているようだ。

 更に、ペットボトルのお茶1本も入手。車中2時間、ペットボトル1本で足りるかな、と思ったが、2時間はあっという間だった。昔は新幹線は「長くて退屈で寝るしかない」という移動手段だったが、今回は小説を読んでいたら気が付いたら新横浜だった。

 

 

 新横浜で横浜線に乗り換え、更に町田で小田急で乗り換える。電車から外に出ると4時前、熱波が凄まじい時間帯だ。最後はキャリーカートを引っ張りつつ、なんとか誰もいない実家に帰りつく。

 30分ほど休憩した後、妹に頼まれていたミッションを早速こなすことにした。自宅近くにある調剤薬局に、父親の処方薬を受け取りに行く。普段は妹が週末に行っているようだが、私が代わりに今日受け取っておけば、週末の予定が一つ空くから別のことができる。とりあえず、預かっていた保険証(のようなもの)と、念のための大きめのエコバッグを持参して薬局に向かった。

 妹から事前に「薬の量が多いかもしれない」と聞かされてはいたが、予想を上回る嵩だった。(今回更に処方薬が増えて、それが塗り薬なので結構なスペースを取っている)その足で買い物に行って、更にスーパー銭湯に行こうともくろんでいたが、恐らく食材を入れたら袋いっぱいで溢れそうだったので、買い物に行って一旦帰宅してから風呂に行くことに計画変更。

 スーパーで、向こう3日ほどの食料を調達する。食パンとレタスを一緒に買うと、買い物袋の場所を取る、が、仕方がない。更に、トマトや桃といった潰れやすいものを買うと、どこに入れるかこれも悩みの種。妹が自転車を貸してくれて、その自転車の籠が大きいのが救いだが、それでも父親の処方薬と食パン、レタスで膨れ上がったショッピングバッグから他の食材がこぼれ落ちそうになっている。必死に片手で押さえながら帰宅。

 晩ごはんの仕込みをしてから、ひとりで近所のスーパー銭湯に向かった。いつもは妹と一緒に来るのでサウナに入らないのだが、今日は一人だから、高温サウナにスチームサウナに、あちこちうろうろして楽しんでから帰宅。