サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

374 伯母たちの訪問

 妹からの報告によると、昼間に伯母2人と、伯母の息子(つまり従兄弟)が、父親のいる施設にお見舞いに来たとのこと。片方の伯母のところからは道路1本でほぼ繋がってはいるが、距離にしては結構離れている。そして従兄弟は普段は遠方に住んでいるので、「わざわざ」日を合わせてやってきたようだ。

伯母の一人(A)はもう80を超えて、本人も有料老人ホーム住まい。持病もあるので、細々と暮らしている、というのが偽りないところ。息子である従兄弟と離れて暮らしているので、成人しているから仕方ないとはいえ、若干の心細さはあるのではないだろうか。

 もう一人の伯母(B)は、今のところ目立つ大病持病は無いが、後期高齢者であることは間違いないし、実はこのB伯母の旦那さんの方が先に難病にもなっている。なので、言わば「介護の先輩」状態だ。

 しかし、電話などで聞いてはいても、父親の具合がそこまで悪くなっているとは想像を超えていたのだろう、「みんな(見舞いに行って)どんな反応だった?」と妹に尋ねてみたら、「シーン」だったらしい。まさか、自分より遥かに具合の悪い人が急に現れるとは、という感じだったのか…

 

 当の本人は久々に病室が賑わって、そこそこ喜んではいたようだ。祖父母の代が亡くなって以来、親戚同士の交流がほぼ無くなっていたが、また親族集まるきっかけは、やはり冠婚葬祭になるのだろう。あまりありがたい方の話ではないが、こればかりはどうしても避けられない。