サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバ生活シーズンシーズンⅡ 118日目 神戸クアハウスレディースデーに潜入

たまに行く神戸・二宮にある「神戸クアハウス」。

サウナもあるけれど、ここは温泉が2本来ているので、お風呂を楽しむのがオススメだ。

しかし、去年だったか、男湯のサウナが改装されて、かなりレベルアップしたという…ファンがめちゃくちゃ増えているという…

そもそもクアハウスは、男性は屋上に露天スペースがあって、そこにお風呂もあって、サウナの後の外気浴ができるようになっている。

女性は露天ゾーンが無いのだ。その上、サウナのレベルもかなり差をつけられている、と聞いたら、クアハウス準定連の女性からしたら、「ナンヤソレ⁈ちょっと見せてみぃや」となるだろう。

リニューアルオープン直後にもあったらしいのだが、あいにくそのタイミングを逃していたので、先月クアハウスの店内でこの「レディースデー開催」を見つけた日にはガン見した。2回くらい入場方法を確認した上で、いざ当日となった。

何処ぞのように予約制ではないので、11時半にいつものように来訪。今日は特別料金で1500円。女性貸切で、普段の女湯も通常営業している。

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とりあえず、いつものように女湯4階で洗体を済ませて、下茹でしておこうかなあ、と、半身浴ゾーンで10分ほど温まる。ここまでは完全にいつものルーティンだ。

そういえば男湯ゾーンにはどうやっていくのだろう、と思っていたら、女湯サウナの裏、つまり、炭酸泉に行く廊下を左に曲がると、いつもは壁となっているところが解放されて階段になっていた。なるほど、こういう作りになっているのか。。。

階段を上がって男性浴場に行くと、女湯の下階にあるもの+サウナ+水風呂+ととのいイス広場が。

なるほど、外気浴は階段登って更に上だけれど、男性の風呂場はサウナもお風呂も全部がワンフロアにあるので動線は良さそうだ。

そして、サウナに入ってみる、と。。。L字型をして細長い。ストーブはLの字の上の端にある作りだ。そして、Lの曲がった先は寝転んでもいいゾーンになっている。温度計は100℃近くを指しているけれど、決して苦しくないし、汗のかき方が凄く爽やかだ。

こういうサウナはなかなか無い。そういえば、遠いけど足繁く通う南巽の福徳温泉のサウナもこんな感じだったなあ、と思い出す。

これは、確かにファンが増えるわな…何がいいって、水風呂の広さと心地よさは女性ゾーンも同じくだし、デッキチェアは無いけれど(どうやら潰されたらしい)ととのいイスがこれだけあれば誰も文句言わないだろう。しかも、ととのいイスとセットで置いてあるちっちゃい踏み台、あれが足置きにちょうどいい。

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そして、昨晩HPで見た時には売切で半ば諦めていたアウフグースへの参加だが、「当日抽選枠」があったので、ダメもとでそれに申し込んだら見事当選‼︎

13時からの回に参加させてもらい、じっくりと熱気とタオル捌きを堪能する。

結局16:30まで5時間近く滞在し、ふやけまくってクアハウスを後にした。

ちなみに相棒は、近くの神戸サウナ&スパに行き、こちらも夏にフィンランドサウナが改装されているので、新しくなったサウナを堪能してきた。

2人で「いいサウナって凄いねー、幸せだねー」と感想を語り合い、帰宅。

 

 

サバ生活シーズンⅡ 34日目(大箇温泉、閉店するってよ)

ここ1ヶ月はほぼほぼ何もする気が起こらず、ひたすら起きて寝ての生活だった。もちろん24時間ベットにいるわけではなく、家の中で最低限の家事をすることはあった。あと、どうしてもの用事の時は外出もした。けれど、家の中にしろ外にしろ、気力が持たないので、1日中出かける、とかはとてもじゃないけれどできない。よくて半日、帰ってきたらぐったりで次の日は更に寝込む、という感じだった。

ここにきて、少しだけ調子が戻ってきたのかもしれない。朝、相棒の出勤のタイミングで一旦起きて一緒に朝食。その後二度寝タイムに入るが、昼にはベッドから出られるようになった。稼働時間が少し増えた。

そうなると、少しずつ、日常生活を取り戻していけるように、できるだけ体を動かすようにしたり、昼からはできる限り家事などをして、活動時間を伸ばしていくようにしたい。

今日は、自転車に乗って買い物に行くことにした。

しかし、その前に、ちょっと風呂に入ろうかな…と思い立ち、自転車でいける距離の銭湯を頭の中で並べる。久々に、駅の南側にあるところに行ってみよう。

そしてやってきたのが大箇温泉。

 

sabasabadays.hatenablog.jp

17時台の銭湯は、常連のおばさまたちがそれなりに入浴中。

みんな18時には帰るんだろうなーと読んでいたらその通りで、17:30を過ぎるとどんどん空いていった。

ただ、こちらの銭湯、天然温泉が売りなのだけれど、今はポンプが故障して温泉にはなっていないとのこと。そして、脱衣所には悲しいことに「閉店のお知らせ」が貼ってあった。

施設の老朽化、燃料代の高騰などにより、8月31日をもって閉店いたします…と。

サウナの中では、常連のおばさま3人組が、「ここ閉まったらどこ行ったらええんやろー」と、次の心配をされていた。普段から、定休日には他の銭湯に行かれている模様ではあるけれど、どうやらべったりこの店がホームだったようで、「他所の店行くとなんか、居心地がなぁー」とも言っていた。

こうして、街中銭湯がまた一つ消えていく。

銭湯難民、サウナ難民にならず、次の居所が見つかるといいなぁ、と、サウナ内で耳をダンボにしつつ蒸されていた。

 

ニュウヨーク出張:ひよし温泉(京都府南丹市)

 

 

小学生の頃、いっとき京都市内に住んでいた。なので、京都の大まかな位置関係は把握しているつもり…だったが、南丹市ってどこだっけ、というと、昔の北桑田郡美山町とか京北町船井郡日吉町の辺りか…

日月で、キャンプにやってきた。職場の元同僚で、先輩キャンパーM嬢のおすすめである。なんでも彼女は、お祖父さんがこの日吉町界隈の出身だそうで、こちら方面に詳しい。以前来たことがある、と言って勧めてくれた。

キャンプ場は道の駅に隣接していて、更に温泉施設まである。キャンプ場のチェックインの際に、1回無料入浴券を貰ったので、晩遅くなる前にとりあえず入っておこう、と相なった。

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HP情報によると、浴場が日替わりらしい。ということは、明日来れば別の楽しみがあるのか…。

中の構造は、街にあるスーパー銭湯さながらだ。岩盤浴やマッサージも併設されている。洗い場の広さもそこそこ取ってあるので、トップシーズンでない限りは、洗い場争奪戦とは無縁とみた。

天然温泉らしく、舐めると若干塩味のするお湯が身体にいい具合に染みる。温度も熱すぎずぬるすぎずでちょうどいい。

更に、特筆すべきはサウナだ。「意外に」いい装備が備えてある。オートロウリュのある側に当たればラッキーだ。しかも、そちらサイドだと、寝転び湯もあるので、外気浴しながら温泉の上で寝転ぶ、という贅沢タイムが味わえる。

地元の人でなければ、「風呂のためだけ」に此処に来る、というのは無さそうさが、この風呂目当てにキャンプ場を「スプリングスひよし」にするのは大いにアリだと思う。

 

ひよし温泉 京都府南丹市日吉町中宮ノ向8番地

営業時間 10:00-21:30

定休日 水曜日

サウナ あり

水風呂 あり

露天風呂 あり

シャンプー石鹸 備え付け有り

備考 男女日替わり。天然温泉。靴ロッカー、脱衣ロッカーは100円リターン式

ニュウヨーク出張:桜湯(京都市東山区)

今日の銭湯巡り、フィナーレを飾るのは、以前から気になっていたレトロ銭湯・桜湯。

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外観も昔ながらの西洋チックな趣だけれど、それよりも有名なのは、「お湯に浸かりながら鯉が見れる」ことだろう。

京都スタイルの、壁に沿って設置された浅い浴槽、深い浴槽、その深い浴槽の上にデカい水槽が設置されて、鯉が悠々と泳いでいる。

それを見るだけでも風流だけど、ここのサウナもまた凄い。
スチームサウナだが侮ってはいけない。激烈に熱い足元から熱風が噴き出してくるので火傷に注意、体感では60℃を超える勢いだ。出入口横に置かれているビート板マットを忘れずに持って入ることを強く勧める。

水風呂は一番脱衣所側だがむらさき湯などのように脱衣所に突き出してはいない。

水風呂のライオンが青い。そして水は意外に冷たい。おかげで、スチームサウナのくせに、かなり整いに近い境地にいかさへる。

手前から水、浅くてぬるめ、深くて熱め、ジェット(少し熱め)、薬湯(ジャグジーでぬるめ)とバラエティに富む浴槽があるので、サウナ苦手、熱いの苦手、な人でも、入れる浴槽がきっとある筈だ。

市街地中心からも近いので、御所周りを歩いたついでに是非寄ってみてはいかがでしょうか。

 

桜湯 京都府東山区南西海子町431−3

営業時間 16:30-24:00 ※短縮営業の可能性あり

定休日 月曜日

アクセス 河原町丸太町からすぐ

サウナ スチームサウナあり

水風呂 あり

シャンプー石鹸備え付け 無し

ニュウヨーク出張:井筒湯(京都市中京区)

京都は、街中銭湯が元気な街だ。

市内中心部にも住人がいるので、小さな街中銭湯もユーザーがいる。

エリアによっては、かなり減っているところもあるが、それでも電車バスを使って日帰りで複数軒回ることも可能だ。

今日は風呂が主目的では無かったが、京都に来たなら銭湯に寄っておこう、と、市中真ん中に近いところで探したら、ここ井筒湯がヒット。

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外見は、「よくある街中銭湯」なのだが、中は半端なかった…

露天風呂は無いが、サウナ、水風呂、ジェットと一通りは揃っている。

ただ、薬湯にもなっているジェット風呂、熱過ぎませんこと?

珍しい人間洗濯機なので、浸かりたかったけれど、お湯が熱いので、足を少しだけ突っ込んで諦める。

続いてサウナへ。なんだか茶室の潜り戸みたいに背の低い扉を開けて中に入る。横長一列、決して広くはない。テレビも無く音楽も無い静寂な空間。

それはそれでアリだ。温度計は100℃を指しているが、そこまでの灼熱さは感じなかった。

水風呂は京都あるあるで脱衣所側なので、サウナから出ると縦方向に前後移動。

なんの変哲も無さそうなこの銭湯、サウナも人間洗濯機も強烈な個性を放っていた。きっとコアなファンがたくさんついていることだろう…

有名な喫茶「マドラグ」から歩いてすぐなので、マドラグで一服した後、此処で昭和気分を更に増強させるのも一興だ。

井筒湯 京都府京都市中京区亀屋町401

営業時間 15:00-24:00

定休日 木曜日

アクセス 地下鉄烏丸線「丸太町」駅から徒歩5分

サウナ あり 100℃(そんなにあるか?)定員2-3名、横長、入口低くて小さめ、手動(蝶番無いので自分でちゃんと閉めないと開けっぱなし)、テレビ無し、音楽無し、砂時計、足元とベンチ上に古いフェルト敷、

水風呂 あり19℃くらい

シャンプー石鹸 備え付け無し

備考 サウナ隣の薬湯が人間洗濯機

ニュウヨーク出張:熱海湯(東京都新宿区)

今回は2軒温泉銭湯訪問が続いた。

東京ならば、渋い宮造りのレトロ銭湯も押さえたい。

そんな訳で、次なる訪問先は激渋系。

神楽坂を上がったところにある、熱海湯。

ペコちゃん焼で有名(!?)な不二家の横をすり抜け、神楽坂を上がると、飲食店がぞろぞろ。この坂道、なんだか香港のランカイフォンに通じる坂道にそっくりで既視感ありありだ…

途中、風呂屋に抜ける細道に入ると、急にひっそりとした雰囲気に変わる。妖しげな風情さえ漂わせるところに、熱海湯が現れる。

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周辺の飲み屋界隈のお客さんや店員さんも利用するのかな、という立地だ。

勿論、正統派な番台は健在。

風呂場は至ってシンプルで、カランが右左の壁に並び、奥に浴槽が2つ。熱めとぬるめ、と言いながら、ぬるめでも44℃なのも東京スタイル

古いながらも綺麗にタイルが磨かれ、補修もされているので快適に入浴できる。

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長湯はせずに、サクッと入るのが粋なお風呂に違いない。

 

熱海湯

東京都新宿区神楽坂3-6

営業時間 15:00-24:00

定休日 土曜日

アクセス 地下鉄東西線「神楽坂」駅から徒歩約5分、JR「飯田橋」駅からだと徒歩7分

サウナ 無し

水風呂 無し

シャンプー石鹸 備え付けあったかな…?

備考 コインランドリーが隣にある

 

ニュウヨーク出張:はすぬま温泉(東京都大田区)

東京の銭湯巡りで行きたいのは、

・トラディショナルな宮造り銭湯

・つい最近改装されたスタイリッシュなネオ銭湯

が二大傾向。

それ以外だと、天然温泉とか、とってもアクセスが良い、とかが訪問要素になるだろうか。

此処は、割と最近リニューアルされた街中銭湯。メディアへの登場頻度もそれなりにある。

今回、さきにお邪魔した蒲田温泉から近いので、ついでに訪問することにした。

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さて、はすぬま温泉。大阪だと「温泉」は単なる屋号に過ぎない銭湯も多いのだが、ここはすぬま温泉は、ホンモノの温泉だ。蒲田温泉ほど真っ黒強烈なヤツではないが、大田区ならではの黒湯由来の滑らかなお湯が堪能できる。

脱衣所や浴室は最近リニューアルされたので非常に使い勝手がいい。落ち着いた照明や内装は、長時間居ても疲れないし、気分が落ち着く。

東京にしては珍しく、壁の左右にカランがあり、ど真ん中に浴槽。全て温泉水使用で、一番手前が水風呂(22℃)、炭酸温泉、奥が普通の温泉。どれも浸かって気持ちの良い湯水だ。

実はこの日、入浴の最中に突然の大雨、更には雷と天候が急変。私を含め、殆どの入浴客は雨予想していなかった。店を出ようにも傘を持っていないので出られない…と惑う人がロビーに溜まり始めたが、女将さんが常連さんに傘を貸したりして細やかな気配りをしてくれた。

なんという素晴らしい…!

こういう銭湯が近所にあると、本当に日々通いたくなる。ご近所さんが羨ましい。

はすぬま温泉

東京都大田区西蒲田6-16-11

営業時間 15:00-24:00

定休日 火曜日

アクセス 東急池上線 蓮沼駅から徒歩3分くらい

サウナ 有り

水風呂 有り(天然温泉水!)

シャンプー石鹸 備え付け有り

備考 天然温泉 スタンドグラスがいい感じ