サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル生活11日目(かつての戦友に会う/課長に怒られる)

サバイバル生活も順調(⁈)になってきたと感じる今日この頃。

朝、家を出て暫くしたところで、偶然同僚のM嬢に会った。

M嬢は自転車通勤だが、私が歩きなので、トロトロと歩いて職場に向かった。

彼女とは2011年からの3年間、同じ部署で仕事をしていた。

そこもすんごい激務な部署だったけれど、当時は若かったし、なによりM嬢のような同世代の和気あいあいとした仲間がいたので、辛さもみんなで分かち合いながら乗り越えてきた。

ただ、そこでの3年目、M嬢の様子がおかしくなり始めていた。明らかにワーカホリック、メンタルを壊している気配だったので、自分も辛かったが、まずはM嬢を「脱出」させる作戦を秘密裏に取ったこともある。

その「気遣い」が彼女にとって良かったのか悪かったのかはわからない。

M嬢と同時に私もその劇忙部署から異動となり、もう一人の同志だったK嬢も(彼女は任期の関係で)別の職場に巣立って行った。

M嬢はその後、育児をしながら異動先で働くことになったが、去年の1年–つまり私の「失われた1年」と重なる時期、私以上にメンタルをやられていた、ということが道中の会話でわかってきた。

私は周りの人間から「休め」と言われなかったが、彼女は上司からも「休んだほうがいい」と言われたことがあったらしい。更に、別件で保健センターに行ったら、顔見知りの保健師さん(偶然にも、私がサバ生活に入る際にお世話になった、あのNさんだった)から、「頼むから今お医者さん呼ぶから診てもらって」と言われたくらいだった、と。

「今考えたら完全におかしいですよね〜、医者に診て貰っていたら、帰ったら自分の席が無くなっている、辞めさせられるって思ってましたもん」と今では笑って話してくれるから大分回復はしてきているのだろう。

でも、M嬢の「無理しがち」な性分とかは前一緒に働いた時に見ていたから分かる。

私よりはるかにしんどい状況なのに休まず働き続けるなんて…

「二度とそんな無理しちゃダメだよ、健康は失ったらお金で買えないから」と病人が病人を諭したが、果たして効果があったのかどうか…。

 

さて、昼間に自分が担当する初めてのちょっと大きめの仕事が終わり、更に予定外の案件や定例の処理業務もあり、18時半過ぎまで残業していたら、課長に怒られた。

「申告していない残業はダメ、そもそも残業制限って聞いていて、みんなにも言っている中で遅くまで残られるのは…。」

はい、尤もなのですが、この業界、この時期、どうしても「今やらないと」の仕事ばかりで、業務量と自分が持っている時間が合致していていないのは事実。

でかい仕事の終了、課長に分かっちゃいるけど怒られたこと、残業、と、疲労の要素が積み重なり、帰宅した瞬間に布団に潜り込んだ。

20時過ぎに夕食も食べずにひたすら寝た。

明日は金曜日。

明日の活力(だけ)を取り戻すために。