GW、10連休初日。
あいにく相棒は休日出勤となってしまった。私は昼間まで予定がないので、それではのんびり溜まった家事でも片付けようと思っていた。
朝、9時に相棒と朝食を食べたところまでは良かった。
その後、スイッチが切れた。いや、ヒューズが飛んだのかもしれない。
鬱のビッグウェーブというのだろうか、すんごいのがやってきた。
寝てるしかできない状態になった。
昨年12月末以来、「ひたすら布団の中で横になる」こと約12時間。
昨日まで毎日仕事に行って、定時まで仕事して、更に銭湯まで行っちゃってた自分はなんだったの、というくらいの急降下。
12時間寝て、ようやく少し落ち着いた。
誤動作を起こして止まらなくなったPCのように、脳が処理を受け付けなくなったという表現が一番近かったと思う。
とにかく一切の情報を目にする耳にすることができず、雑誌も本も楽譜もテレビももちろんYouTubeも全て脳が拒否反応。
ああ、これが揺り戻しなのかな。
しかも賢明に、今日だったらどんなにぶっ倒れても大丈夫だ、と脳も判断したのだろう。気が緩み、ヒューズが飛んだ。そんな感じだ。
12時間ほど寝て、ようやく正気−1月中旬くらいの状態に回復した。
とにかく情報はこれ以上脳に入れたくない、焙煎脳を少しでもほぐしたい、そうなったら行く場所は一つ。夜の闇に紛れつつ、阿片窟のぬるま湯に浸かりに出かけた。
ぬる湯の思考停止効果、恐るべし。晩の11時過ぎに「少し元気になって」ビッグウェーブをなんとか乗り切った。