大阪市内の銭湯は由緒ある激渋系から攻めていたが、考えてみたら、ふらっと寄れる「街の銭湯」の発掘も大事だ。
それになんといっても今日は「426」よい風呂の日。
風呂に入らずに一日を終えることはできない!というわけで、笛道場の後に寄れるお風呂屋さんを発掘。
前回のひなたの湯という選択もあるにはあるが、あそこはどちらかというとスーパー銭湯寄りで、入場料もお高め(800円)。
というわけで、やはり足が向かうのは庶民のお湯、公衆浴場。
なんと、阪急「十三駅」東口から約3分のところに、素晴らしい銭湯があるではないですか。
「宝湯 」です。
十三駅の改札を出たら東へ。商店街を抜けたらすぐ。
たとえ気まぐれで十三駅を降りたとしても、商店街の中にマツキヨがあるからシャンプーもタオルも調達できるさ!コンビニだってあるさ!
入口は開放的な感じ。
えーと、たしかここは番台式だったかな。
入ってとにかくびっくりしたのが、脱衣所がやたら広いこと。昔は(今も?)さぞ繁盛していたのだろう。
もしオフピークの時間帯だったら、浴場に近いロッカーを選ぼう。
そうでないと、裸になってから風呂場までの距離が果てしなく長く感じられる。
健康器具もやたらと置いてあった。戯れにこれやってみたけど、遊びじゃできない。CMに乗せられて買わなくてよかった…(苦笑)
いざお風呂場に入ると、とにかく空間がだだっ広い雰囲気。
浴槽もデカいし、洗い場もスペースたっぷり。勿体ないくらいだ。カランもシャワーヘッド無しの部分も含めれば20箇所以上ある。こんなに大規模な銭湯は久々だ。
ブラックシリカの温泉風呂があり、温度も程よくて気持ちいい。特にクリニックバス(泡風呂)は溜まった疲れを吹き飛ばす快適さ。
サウナは不思議なところに設置されている。
風呂場の外(手前)にあり別料金になっている。
水風呂は浴場内なので、サウナーには使い勝手あまり良く無いかもしれない。しかも水風呂はそんなに冷たくはない(おそらく20度以上はあるだろう)。
電気風呂は長方形で同時に2人は入れる。強すぎず弱すぎず、いろんなパルスが来るので好きな人は病みつきになりそう。
風呂桶は寄せ集め(ホムセンで買った系?)で、入口すぐ左に積んである。
イスもホムセン系の白やクリーム色のやつ。
少し暗めの浴場にジャズがかかる「なかなかええ雰囲気」の浴場。個人的には大阪市内で働いていたら帰りに寄ってしまいたくなること間違いなしだ。
ドライヤー有り(しかも多分無料)なので、帰りの阪急電車も無問題。
十三は飲屋街なので、風呂上がりの一杯にも事欠かない。
宝湯
営業時間:15:00−1:00
定休日:月曜日
サウナ:有り(別料金、たしか150円)
水風呂:有り
水桶:無し
ドライヤー:有り(2台、多分無料)
入湯料:440円