最近、東京や京都に「遠征」はしていたが、地元の出張先開拓は疎かになっていた。
それは、既に常連となっている風呂屋さんがどこも「居心地がいい」ので、ハズレに行くよりは「安定のマンネリズム」を選びがちだから、なのだが…
少しでも手持ちネタを増やすべく、今日は平日の貴重な休みなので、勇気を出して冒険(!?)してみることにした。
まあ、仮にハズレだったとしても、水曜木曜にお気に入りの「常風呂」に行けば全てが水、違う、お湯に流せる(苦笑)。
今日行先に選んだのは、尼崎・武庫之荘にある「ラウレアリゾート」。
オープンしてちょうど1年くらいだろうか。
以前よく行っていた「湯の華廊」からもほど近い。なので、噂は知っていたが、「なんとなく」立ち寄る機会が無かった。
あ、一つの理由は「閉店時間が早いこと」だ。22:00閉館って、お風呂屋さんとしては早めだと思う。平日の晩に行くとなると、22時はまだギリギリ風呂場にいるかもしれない、と思うと訪問を躊躇してしまっていたのかもしれない。
あともう一つは「駅から遠い」ので、歩くならちょっくら決意が必要。実際は平らな道15分も歩けば着くのだが。
今回は、阪急「武庫之荘」駅から歩いて行ってみることにした。
google先生の言うとおりにすると、結構トンデモな細い暗めな住宅街を歩くことになった。駅北口を出てすぐに北上が正解だ。
ラーメン屋「塩元帥」や回転寿司屋を横目に見つつ、富松城の交差点を超えたらすぐ。
住宅街の中にある。
立ち位置的には「スーパー銭湯」なんだろうな。
オープンしてまだ1年なので、全般的にキレイ。
玄関も完全バリアフリーで使いやすい。
下足箱に靴を入れ、フロントで下足箱のカギと引き換えに脱衣ロッカーのカギをもらう。
この鍵、ICチップが付いていて、館内のカフェなんかの飲食代金もツケでOK。退館時にまとめて精算するシステム。
ロッカーのカギをもらったら、階段かエレベーターで2階に上がる。
脱衣所と浴場は男女とも2階になっている。
脱衣所は浴場の広さから勘案すると、そんなに広くはないけれど、この日の入場者を見る限りは充分な広さ(土日のピークタイムだと混みあうのかな。わからないけど)。
ロッカーは縦長のものもあり、今回はそこがあてがわれた。中にはハンガーやフックもあるので機能的。「常連」になったらロッカー場所の指定もアリなのだろうか。
着替えを済ませていざ浴場へ。
脱衣所からは直接露天風呂にも行けるし、内風呂に行くこともできる。
面白いのは、内風呂ゾーンが畳敷きになっていること。
こんな装備のところ、ほかに見たことがない。
(特殊加工されてるのだろうけど、腐ったり水が溜まったりしないのだろうか?)
洗い場(カラン)は内風呂ゾーンの左側に位置している。
仕切りの無いオープンなところと、スーパー銭湯によくある仕切り付きのカランと2パターン。
イスと桶はホワイト。イスはよくあるタイプよりほんの少し高さがあるのか、座りやすい気がした。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは備付があるので手ぶらでもOK
さて、身体を洗った後はどこに入ろうか…浴槽はたっぷりある。サウナも2種類。
ここ、温泉も引いているということで、天然温泉も楽しめる。露天に大きな温泉浴槽があったけれど、まあ8人くらいは入れるだろうか。
お湯の温度はぬる目が好きな私にはちょうどよかった(40度くらい)けど、温泉にこだわる人だとピンとこない泉質かもしれない。(そばにある「湯の華廊」のような鮮烈さは無いのだ)
露天はほかにも人口炭酸泉がある。そっちのほうが個人的には好み。かなり広い炭酸泉なので、足を思い切り伸ばしてゆっくり浸かれるのがありがたい。
他にもテレビ付きのドライサウナ、ミストサウナ、ジェットバスなど、装備はかなり充実しているので、今日は90分で充分楽しませてもらった。
風呂上りには1階のカフェやデザートスポットでお腹も満たせるので、またたまに来るのはアリかな。
スーパー銭湯にしては料金もリーズナブルなのがありがたい。
ラウレアリゾート
営業時間:平日 17:00 ~ 22:00(最終受付 21:00)
土日祝 9:00 ~ 22:00(最終受付 21:00)
定休日:不定休(HPで確認を)
利用料:大人675円
サウナ:有り(料金のうち)
水風呂:有り(でかい、4人くらい同時に入れそう)
シャンプー石鹸:備付有り
備考:レンタルタオルは無し
(持参してない場合は買う。フェイスタオルが160円、バスタオル500円台)
刺青・タトゥーある人入館不可