サバ×サバな日々

メンタル不全により仕事からの敗走。休職というサバティカル、そしてサバイバルに向けて模索する日々のよしなしごと。

サバイバル生活138日目(転地療養)

元気な時は、年に2回は海外旅行に出かけていた。

別にリッチなわけでもなんでもない。

他の人が車やキャンプ、パチンコ競馬や飲み会に注ぎ込むお金が旅行に向いているだけだ。

パックツアーは使わない。

というのも、パック旅行では自分の行きたい行き先に行けないから。

もう毎回行き先はほぼ決まっている。

3日あれば香港。

1週間前後の休みが取れればヨーロッパ(大抵ベルリン)。

なぜベルリンなのか、と良く聞かれるけれど、日本の半額、いや、場合によっては1/4くらいの値段でコンサートに行けて(しかもベルリンフィルとかの大物)、かつ楽譜や音楽関係グッズや音盤もいろいろ入手できる。博物館や美術館も自分好みだし、週末の晩はクラブが楽しい。

日曜は閉店法で普通のお店は基本全て閉まっているが、代わりに蚤の市に行ける。

最近は英語も割と通じるし、カタコトのドイツ語で会話すればスタッフもご機嫌さんだ。

そういう訳で、ベルリンは私にとって「居心地のいい」街で、もはや第二のホームタウンになっている。実家周辺よりも詳しい、といっても嘘ではない。

去年の冬は完全にぶっ壊れモードだったので、長い休みがあったがどこにも出かける気持ちになれなかった。

 

GWを過ぎて、ようやく「旅行に行ってみようかな」という気持ちが戻ってきた。

6月に飛行機のチケットの予約をし、同時にホテルも常宿を押さえた。

今回は「療養」でもあるので、いつも以上にノープランを目指し、予定は敢えて何も考えないことにした。

そうは言っても、いざ当日が近くなり現地入りすれば、いろんなイベントが目に入り耳に入って、結局予定パンパンになるのだろうけれど…

台風でフライトがどうなるのか危ぶまれたが、とりあえずほぼ予定通り、飛ぶことはできた。

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現地に着けばあとは勝手知ったるなんとやら、実家に帰るよりスムーズな常宿入りを果たした。

暫くは転地療養に勤しむことにしよう。