とにかく、去年の自分の置かれた立ち位置は私にとってはサイアクだった。
4月1日から‐いや、異動の発表日から、「どうやってそこから一刻も早く脱出するか」を考える日々だった。
実際に仕事をする前からイヤイヤモード全開だったのは「思い込み」の部分もあるのかもしれないだろ、と言われるかもしれない。とにかく、1mmでも、ポジティブな面を見出して日々過ごせば、少しは違った展開になっていただろう、と。
しかし。
あくまで主語を「私」にして考えるならば、「私」にとって、そこで働くことに全くメリットが見出せなかった。「すべて」を拒否していたが、いくつかの因子に切り分けてみると、
職場のロケーション:ムリ指数4(自宅から遠くなり、通勤時間も3倍となり、不便極まりない)
業務内容:ムリ指数6(全く興味が持てず、自分の適性も無い。今後関心を持ちたいとも思わない。今までの業務経験が活かせる場でもない。)
職場の人間関係:ムリ指数5(正直、仕事以外で関りを保ちたいと思える人がいなかった。いや、仕事だけでも関りを持つのがしんどいと思っていた人が少なからずいた)
…となると、やはり原因はそこの部署にいた人?業務内容?
具体的にパワハラとかがあったわけではないのだが(ただ、今思い返せば、「それって無いわなあ」と思うような仕事のやり方もあって、そういうのが現場にいた時にはミリ単位で心に突き刺さっていたのだろう)。
でも、メンバー総とっかえになってるから、もう一度あの仕事をやってみるか、と言われたらNOだし、今のメンバーと仕事を引っ提げて去年の職場の方に引っ越してください、と言われたら断固拒否だし、今の部署に前の職場のメンバーがやってきたらもっとNOだな。
正直、去年のこと(仕事の内容もかかわりのあった人のことも)は一切合切封印して関わり合いになりたくない。
それが自分の心の平安のためには当面ベストな対応策なのだろう。
幸い、業務内容的には直接前の部署の人と会ったりやり取りをすることはほぼ無いので助かっている。
ただ、仕事を辞めたわけではないので、他部署の話として、たまーーーーーーーーにそこの部署の話や人の話を聞いたりすることは無きにしも非ず。
それすら本当は耳を塞ぎたいけれど、仕事している以上はそういうわけにもいかない。
幸い、今の職場はメンバーに恵まれ、「会いたくない」「話したくない」と思うことは皆無だが、なんせ、職場というのは異動がつきもの、いろんなところでいろんな人間関係の交錯があって、それはそれで大変。
面白いのは、大抵今の部署にいる人は「ここはみんなやさしいし、雰囲気もいいから、他の部署に行くのが怖くなる/いやになる」と口をそろえて言う。
ホンマソレ。
前の部署では無かったこと‐休み時間のおしゃべり。