昨日はラグビーのTV中継に夢中になり、日本勝利とボーナスポイント獲得、これで決勝トーナメントへのアドバンテージができた、ということに安堵したらガクッと眠くなっていつもの薬を飲まずに寝落ち。
そのせいかは分からないが、普段は経験しない寝汗をかき、しんどくて殆ど安眠できず。しかも不思議なもので、汗で寝巻きが水浸し、というくらいに濡れているのに、夜中に2回ほどトイレのために起きてしまった(寝汗のせいでうつらうつらしながら遂に覚醒、という感じ)。
そのせいで、今日の寝覚めはとても悪く、「寝た」という実感が無かったので、布団から離れられたのは朝の9時をまわってからだった。
それでも朝風呂に行きたいので、頭の中で行けそうなところをリストアップする。びしょ濡れの寝巻きを脱ぎ捨てて洗濯機に押し込み、素早くニュウヨーク出張の準備を整えて家を出る。
向かったのは六甲にある灘温泉。何度か訪れたことはあるが、灘温泉は一般公衆浴場(街中銭湯)のくせに天然温泉、それもかなり贅沢なお湯なので、時間目一杯お湯を楽しみたいという願望から(あとはサウナに興味が無かったので)サウナを利用した事は無かった。
けれど、ここは水風呂も六甲山の伏流水井戸水使用で気持ちいいし、更には温泉の源泉が30℃ちょっとなので、サウナの後はそれに浸かって休息するのも宜しかろう…果たして、その読みは当たった。
サウナは90℃、しかもガスの遠赤外線式。私の好きなタイプだ。湿度が低めですぐに温まる。汗がしっかり出るタイプ。しかもサウナルーム出てすぐ隣が水風呂、というロケーションが完璧だ。
今の体感温度は18℃から19℃の間くらいだろうか。痺れるほど冷たくはないが、ぬるいとは思わない。
水風呂1分、そして露天スペースで5分ちょっとの外気浴。
更には内風呂の源泉に浸かってホケーッと過ごす。それを繰り返し、更にはジェットバスや打たせ湯にも当たり…これで550円とは、これが本当の「スーパー」銭湯だ。
550円のバリューを余すことなく堪能した後、水道筋商店街を抜けて阪急に乗り、三宮に向かう。水道筋商店街で昼食という選択もあったのだが、Meetsのせいで、無性に餃子が食べたくなったのだ。それも三宮で。
鉄鍋餃子と白ごはんの昼ごはんを楽しんだ後、腹ごなしに港の方に歩いて行く。確か、ワールドカップのファンゾーンとやらが特設されているらしい。ちょっと野次馬根性出して、どんな所か見にいってみよう、と。
メリケンパークの先っちょ、「BE KOBE」とかスタバがある辺り、といえば分かる人にはわかってもらえるだろうか。ゾーンで囲われてその特設ゾーンが設けられていた。一応、安全確保?のために
荷物検査とかがある。あと、スポンサーへの配慮?なのか、ペットボトル飲料の持ち込みは1人1本まで、というルールがあった。それも「ラベルを剥がしてちょーだい」、と。
ちょうど行ったらパブリックビューイングゾーンではニュージーランドvsトンガの試合中だったので、ちょっと見て行くことに。せっかくだったら、大画面でオールブラックスにHAKAを見てみたかったなぁ…
こんなんだったみたいだ。
今大会3度目のハカは「カ・マテ」⚫⚪
— ラグビーワールドカップ (@rugbyworldcupjp) October 6, 2019
先頭に立つのは、大会後日本でプレーすることが決まっているサミュエル・ホワイトロック。#RWC2019 #NZLvNAM #RWC東京 pic.twitter.com/8FZF0hWWQU
ちなみにこういう場所に行くのは初めてで、立ち見で皆さん熱狂しているのかと思いきや、殆ど着座で静かに観戦されていた。まるでテニスの試合みたいだ(笑)。
前半終了した段階で、結構な点差になったので、こりゃあNZ圧勝かな、と思い、ビューイングはそこまでにすることにした。
他の人もハーフタイム中に飲み物食べ物を買いに回る人がちらほら。
ちなみにハイネケンはスポンサーなので、このゾーン内にも出店している。安くはないけど。
どうやら13日の日本vsスコットランド戦の時もここでパブリックビューイングができるらしい。
その日はきっと大勢押しかけるんだろうなぁ。
家で見るか、こういう場で見るか、悩むところだ。
ちょっといい気分になりながら、メリケンパークを後にする。
そういえば、ここには24年前の震災のメモリアルが残っている。
この灯篭は地震のせいで傾いてしまったもの。
来年になれば震災から四半世紀だ。
「そんな昔」のことになっても、神戸やその周辺で生活する限り、震災は過去のことではない。それは、風呂屋の会話を聞いていればすぐに分かる。